表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/92

投資は自己責任で。

エピソード11 タイトル「投資は自己責任で」の中で、主人公の投資戦略の考え方を演出として入れています。

これは、フィクションで、あくまでも作品上での草加部清の主観であり、作者が投資戦略を勧めているものではありません。純粋に作品として受け止めて頂ければと思います。

投資は自己責任で。

23:34分


草加部と大沢君は休憩室にいた。


4月とはいえまだ寒い。暖房をつけていた。


休憩室は、事務所の隣に壁一枚、ドア一つで仕切られていて、その壁の上半分がガラス張りになっていた。休憩室には、ホーム側からでも事務所側からでも出入りできるようにドアがあった。

休憩室には、事務用の長テーブルが4卓あり、そこにパイプ椅子が4脚ずつある。ガラス張りの壁側にも長テーブルが1卓置かれており、そこにはパソコンや伝票入れが置かれていた。休憩室には小さな台所があって冷蔵庫もあり、冷蔵庫の上には電気ポットとコーヒーメーカーが置いてあった。

日中の配達ドライバーの人数からして電気ポット一つでは足りないのか、休憩室のパソコンが置かれている反対側の壁際の長テーブルにも一つ置いてあった。

この壁の裏側は備品庫になっていて、休憩室から行けるようにドアがある。


2人は、4卓あるテーブルの内、1卓ずつ使っていた。草加部はパソコン側。大沢君は備品庫側の壁側だ。


いつも、この時間帯は食事を済ませ、24時くらいにくる北日本便が立ち寄るのを待っていた。さっきデータで調べたら、今日は24:20分くらいになる予定だった。


「大沢君、ビットコイン(BTC)、買いじゃねえかな。」

草加部は、素人なりにチャートを見たりしていて、ネットでも情報を取っていた。


「来年、半減期らしいですよね。僕は買いましたよ。」

「実は、俺も買ったんだよ。これからも買い足してこうと思ってんだけど。」


草加部は、結構な隠れ投資家だった。


草加部の投資ルールは、

安い時に買って配当金を永久にもらい続けることで、

高配当の銘柄をしょっちゅう漁っていた。


”今買わないでいつ買うんだ。”


という考え方で、けっこうな金額を投資していた。

下がった時しか買わない。これを徹底していた。

そのかいあってか、今ではけっこうな含み益を出している。


”将来は、年金に少しでも上乗せできればと狙っている。”


「いいんじゃないですかね。ビットコインは上がると思います。」


少し間が空いた。


草加部は話しを変えた。


「ところでさ、前から考えてることがあったんだけど、所長も変わったし。」


大沢君は、今までスマホから目を離さず話してたが、草加部を見た。


草加部が、続けて言った。

「2つある。」


大沢君は体も草加部に向けた。


ーつづくー

投資は自己責任で。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ