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第六話 その28 取れない射線

「く!こいつらまだ火も出てない段階からわしをマークするとは!」


 魔王から指示でも出ているのであろうか?ちゅん助が騒ぎ過ぎたからだろうか?序盤の爆人石アスタリスク弾攻撃が意識に刻まれていたからか?周辺のグソク群はピタリとちゅん助をマークし、ちゅん助が射撃体勢を取ろうとするとすぐさま襲い掛かって射線を取らせない。


「おのれ!」


 左右に切り返してなんとか青大将のケツを狙うがちゅん助に付いたマーク屋は青だった。

 いつもなら青相手でも簡単に振り切って駆け回るちゅん助であったがさすがのちゅん助もここまでの激闘で負ったダメージと疲労が重くのしかかり、いつもの切れがないどころか足取りがいかにも鈍かった。簡単に射線を塞がれどうやっても発射体勢を取ることが出来ない。


 一発…


 一発しかないのだ。さしものちゅん助も一か八かで発射するわけにはいかなかった。


「なにぃ!フェイントをかけて抜いていく!あらゆるコースを塞いでいるおおおお!」

「貴様ら!小友中カルテッドかお!どいてクレメンス!」

「これじゃあ撃つに撃てんお!」


「ちゅん助!もういいんだ下がれ!俺はお前と違って我慢強い男だが…これ以上は…」


「まてお!まてお!イズサン!あきらめるなお!おまえは月300時間の残業を生き抜いた男ではないか!」


「さ、さすがにそこまでは残業してない…」


 青大将に捕らえられた俺の腕の痺れがどんどんと増していく。大口の餌食となるのは時間のもう問題だ。


「こうなりゃ!破れかぶれ!力技の中央突破!直線一気じゃいお!」


 四匹の青グソクのど真ん中、ちゅん助は走り抜ける。


 ドカ!


「そんなあまいあたりでこのわしがとめられるかおっ!」


 ドカドカドカ!


 ぴゅ~~ん!


「あひー簡単に止められた上、またもふっ飛ばされましたあああお~!!!」


「ちゅ!ちゅんすけえ~!」

おはようございます。ちゅん助ですお。今回もお読み頂きありがとうございました。

ラノベのちゅん助は強引突破試見てふっとばされましたが現実のちゅん助はある場所に長期遠征の構え!どこかなお?

であまた!

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