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授業を受けたら意識が100年後に飛んだ話  作者: 白衣と眼鏡の猫
技術が発展した生活
9/17

生活してみよう 2

9話です。

そんな訳でお風呂に入れた。


一応お風呂の設備にホロデバイスが付いている以外は2019年と変化が無かった。


さて、次は夜ご飯だ。台所、ガスではなく電磁調理器だ。

しかし、これ自体は2019年にもあったから驚かないが全家庭これなのだろう。

ガスエネルギーって使われて無かったりするのかな?


さっきの洗濯機とは違ってしっかり冷蔵庫の形をしたものがある。

料理の自動化はまだなのかな?


まぁ、料理自体は楽しいし自動化しなくても良いかな?


ならば早速お料理開始だ!


と、意気込んで冷蔵庫を開ける。


…………開けた。



……閉めた。



「全然入ってない!」


まじかー。使える材料がひとっつも入っていない。


入っているのは2リットルの緑茶のペットボトルとパックに入った栄養ゼリー、10秒で飲めるやつ。だけ。

しかもゼリーに関しては5個も冷蔵庫に入ってる。


これはあれか?自炊しないでゼリーを主食にしてた感じか?

通りでこの体、手首なんか細い訳だ。

私も確かに細かったけどさ。いや、食べてたんだよ?食べてたけど全然成長しなかったし。


それでもとりあえず食べなさい。ゼリーだけって……。


そしてホロデバイスで時刻を確認。


「8時だ。」


うん。外に出るのは面倒くさい時間だ。

お風呂入っちゃったし。



「…………。ゼリーか……。」



はい。今日の夜ご飯は10秒で飲める栄養ゼリーです。

作り方は簡単。

冷蔵庫を開けます。

はい、これ。栄養ゼリー。

そして電気が無駄になるので閉めます。

さて、取り出したこの栄養ゼリー、蓋をあけます。

この時、遠慮せずにパキッとやるのがポイントです。

完成、今日はこれで決まり。栄養抜群の栄養ゼリー。

皆さんも是非作ってみては?



チュルチュル、チューール、ズズズー。



ごちそうさまでした。


なんということでしょう。100年前から全然味が変わっていないじゃないですかー。


マスカット味。普通のやつ。変わらない物もあるのか。

やっぱり人間常にベストを、だからな。

これを越える物が出来なかったのだろう。


と、思ってパッケージの後ろを見る。


目を疑った。


栄養価のところ、凄くいっぱい書いてあった。


どのくらいかって、2019年で見たゼリーの3倍くらい。

この狭いところに。


味を変えずにここまで栄養価を上げるとは。

恐れ入ります。



夜ご飯も終わり現在8時がちょっと進んだところ。


そういえば明日学校ってスケジュールにあったな。

仕方ない。用意しがてら学校について調べよう。

ここまでお付き合い頂きありがとうございます。


誠に残念ながらシャワーシーンはカットです。

理由は至って簡単。特に書くことが無かったから。


そんな訳で次回も最新技術に驚きながら生活する予定です。

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