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(ファーブラ・フィクタイズム4)【エーウェントゥス・アウディーティオ】プロローグ編  作者: 羽絶 与鎮果


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プロローグ編002/【ファーブラ・フィクタ神話】と【クアンヴェリテ】

 この世界は1つの絶対ルールの下で完全制御されている。

 それが【クアンヴェリテ】による【大冒険/クエスト】の【スポーツ化】である。

 殺し合い、憎しみ合いと言う考えを出来るだけ排除するために、冒険をスポーツとして楽しむ様な世界観を構築しているのだ。

 【クアンヴェリテ】がこの世界を担当する前は、【吟侍】の視点による【ファーブラ・フィクタ神話】と言う伝説の物語がこの世界を支配していた。

 【ファーブラ・神話】の物語を【芦柄 吟侍】の視点で語ると彼は【地球】からの移民が開拓した【セカンド・アース】と言う惑星の【メロディアス王国】で生を受けている。

 【吟侍】は戦災孤児として、孤児院、【セント・クロス】で、【ジョージ・オールウェイズ神父】の元で育った。

 【セント・クロス】に、(まつりごと)の一環として、双子の姫君、【ソナタ・リズム・メロディアス第6王女】と【カノン・アナリーゼ・メロディアス第7王女】が訪れ幼なじみとなる。

 【カノン姫】達と知りあって少しした時、孤児院、【セント・クロス】に【火の惑星イグニス】、【土の惑星テララ】、【水の惑星アクア】、【風の惑星ウェントス】からなる【四連星】を支配している【絶対者/アブソルーター】達が、子供達を攫いにやって来た。

 そこへ、幼い【吟侍】が勇敢にたった1人で立ち向かうが、【絶対者/アブソルーター】の【ジェンド・ガメオファルア】に心臓を貫かれ、瀕死の重傷となる。

 だが、【セント・クロス】の食堂に飾ってあった【7番の化獣(ばけもの)/ルフォス】の【核】と融合し、侵略者達を追い払う事に成功する。

 それでも、他の子供達は奴隷として攫われてしまったので、成長した【吟侍】は恋人となっていた【カノン王女】らと4班に分かれて、友達救出に向かう。

 【カノン王女】は【水の惑星アクア】に向かい、【吟侍】は【ソナタ王女】達共に【風の惑星ウェントス】へ向かった。

 【吟侍】は、【風の惑星ウェントス】の【絶対者/アブソルーター】である【エカテリーナ・シヌィルコ】の名を冠する【王杯大会エカテリーナ枠】に出場する事になる。

 その大会では、我こそが最強とされる【13番の化獣/クアンスティータ】に次ぐナンバー2だと自称する強者達が集まっていた。

 その大会の最中、【クアンスティータ】の父親となる【怪物ファーブラ・フィクタ】の暗躍により、双子の化獣として、【12番の化獣/クアースリータ】と【13番の化獣/クアンスティータ】が誕生してしまう。

 誕生した【クアンスティータ】は【第1本体】であり、その後、【繭蛹卵(けんようらん)】と言う状態になり眠りにつき、【第2本体】と共に、【第2本体】の強さに引っ張られ更に力を増した状態で【第1本体】が再活動し、また、【第1本体】と【第2本体】は【繭蛹卵】となり眠る。

 そして、【第3本体】と共に更に強大になった【第1本体】と【第2本体】も同時に再活動する。

 こうやって、【第13本体】まで繰り返すのが【最強】とされる【クアンスティータ】であった。

 また、

 (01)【セレークトゥース・ワールド】、

 (02)【ルーミス・ワールド】、

 (03)【レクアーレ・ワールド】、

 (04)【ミールクラーム・ワールド】、

 (05)【リステミュウム・ワールド】、

 (06)【レアク・デ・ワールド】、

 (07)【テレメ・デ・ワールド】、

 (08)【トルムドア・ワールド】、

 (09)【ソリイントゥス・ワールド】、

 (10)【ファムトゥ・ワールド】、

 (11)【レマ・ワールド】、

 (12)【ウァウスクス・ワールド】、

 (13)【ククントゥス・ワールド】、

 (14)【イグスルナ・ワールド】、

 (15)【ウルステーサ・ワールド】、

 (16)【ティクスエレハ・ワールド】、

 (17)【トゥルストゥス・ワールド】、

 (18)【アーサウェル・ワールド】、

 (19)【イスクリア・ワールド】、

 (20)【ヒアトリス・ワールド】、

 (21)【フィーニス・ワールド】、

 (22)【イティニウム・ワールド】、

 (23)【ウェンインティオ・ワールド】、

 (24)【オムニテンポス・ワールド】、

 と言う【多元宇宙/マルチバース】と同じ意味の24の【宇宙世界(うちゅうせかい)】を保有するため、【吟侍】達の試練となった。

 そんな絶対に倒せないとされた【クアンスティータ】だったが【吟侍】や【カノン姫】達が【クアンスティータ】の保有する様々な【宇宙世界】の冒険を通して、【クアンスティータ】の心を通わせ、【クアンスティータ】に【芦柄 くあん】として全ての力を捨てて引退する事を決意させたのだった。

 というのが【ファーブラ・フィクタ神話】のメインストーリーとなる。

 そして、【クアンスティータ】の引退に伴い、2つの未来が出来たとされている。

 1つは、【クエニーデ・クアンスティータ】と言う【後継者】が出た世界。

 もう1つが、【クアンシリーズ】と言う【クアンスティータ】の【後継者】が登場する世界だ。

 この世界は【クアンシリーズ】が存在している。

 【宇宙世界】までは【クアンティア】、

 【世界他外】までは【クアンニュア】、

 【偉唯位場】までは【クアンフィオナ】、

 そして、【何抜違至】までが【クアンヴェリテ】だった。

 【クアンシリーズ】はそれぞれ異なる特性を持っている。

 【クアンティア】は人形や縫いぐるみ、

 【クアンニュア】は着ぐるみ、

 【クアンフィオナ】は、最終兵器、

 【クアンヴェリテ】は、舞台という特性を持っている。

 そう。

 【クアンヴェリテ】は様々な【舞台】を持つ【クアンシリーズ】なのである。

 この世界を担当した【クアンヴェリテ】はあっという間に世界を掌握し、【クエスト】の【スポーツ化】を絶対ルールとして定着させた。

 この世界はそのルールに逆らえない。

 それだけ強大な力を有していると言う事である。

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