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異世界の女大賢者  作者: 山田 奏
第三章 新生活と弟子編
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89 女帝

子供たちのゴーレム戦から1ヵ月…。子供たちは未だにゴーレムと戦っている。経験値1のゴーレムを倒した所でレベルが上がる訳がない。という事で、何度か挑戦し全員がレベルが上がった。しかし、レベルが上がらずとも武器の扱い、つまり熟練度は上がる。2度目のゴーレムは1回目よりもはるかに楽に倒せた事から、全員がちょくちょくゴーレムと戦っている。



「皆、無理しちゃだめだよ」



そう言いつつも椅子に座って優雅に見学している。玉藻もたまに来て、見学ついでにケーキを食べていたり、子供たちに武器の扱いを教えている。なんでも私に負けてから近接戦闘も学び始めたらしく、人化を覚えてからは街に行き、色んな武器の扱いを見て盗んできたらしい。

そんな子供たちの頑張りを見ている時に叫び声が聞こえた。



「リア様!巨大な魔力の反応がこちらに近付いております!すぐに退避を!」



セバスが焦っている。こんなに焦っているのを見るのは初めてだ。索敵範囲を最大まで広げると確かにこちらに近付いてくる反応がある。距離はおよそ50kmぐらいか?近付いてくる速度を考えると、2分も無いな。音速超えてるじゃん。



「ん?やばっ…。この魔力反応!?」


「あ奴じゃのぅ…」


「ちょっと行ってくるよ。子供たちの事よろしく!」



魔法で空を飛び、なるべく上空で、そしてなるべく早くに近付くように最高速で移動する。30秒ほどで件の相手と相対する。



「久しぶりだね。リーゼ」


『妾を覚えておったか。リアよ。この1000年、暇であったぞ』



目の前には巨大な薄く青みがさした白銀のドラゴンがいた。

〝天空の女帝"、天空龍(スカイドラゴン)のリーゼヴェルナだ。公式にはフィールドに存在せず、空の上に居を構えている、とされるドラゴンだ。ゲーム時代に1度だけイベントで登場し、その際になんとか契約できた。

契約の際、相手の体力を1割以下にしないといけないのだが、リーゼがようやく1割を切った時、私は残りのHPは3桁しか残ってなかった。このまま負けるぐらいならと、契約を試した所、運よく成功したという訳だ。



『適当に飛んでおったら偶然、お主の魔力を見つけてな』


「そう。私もなんだかんだ1年くらいかな?それぐらい前からいるんだけど、リーゼ目立つからなかなか呼べなくてごめんね」


『ふむ。目立つか…。ならばこれでどうだ?』



リーゼの巨体が光を放ち、収まった時にはそこに1人の女性がいた。見た目獣人の玉藻と違い、人間と同じような見た目だ。リーゼの体と同じ薄く青が混じった輝く銀髪。白く透き通る肌。揺れる双丘。しかし…



「これならば目立たぬだろう?」


「魔力をどうにかしないと、目立つどころか弱い人は死にかねないよ。あとなんで裸なの?」



リーゼは裸だった。玉藻は人化して転移してきた時は服を着ていたのに…。いや、うん。もしかしたら玉藻が普通じゃないのかも。魔物が服を着てるのがおかしいし。もしかしたら、街に行った時に買ったのを着てるのかも知れない。もしくは誰かから奪ったかだな。たまに人間が襲いに来てたって聞いたし。

ついに最強の召喚獣、『女帝』ことリーゼさん登場!

この後、なんやかんやありまして、魔力を抑える事に成功。リアの屋敷に住み着きます。

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