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異世界の女大賢者  作者: 山田 奏
第三章 新生活と弟子編
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71 散策

今、私は特に目的も決めずマルセアの街を散策している。前回の奴隷商の件で、意外と街の1部しか知らない事に気付いたからだ。ゲームの場合は大体どこに何があるのか把握するのに、街の中を隅々まで歩いたものだが、大賢者にまでなって装備もかなり充実してからはあまりそういう事もしなくなった。



「へぇ、この辺はこうなってんのか?」


『主よ、我まで来る必要があったのか?』


「んー?ただのスキンシップだよ。マリーナでは送還してたし、最近も店ばっかりでしょ?」



店は1週間程前に再開した。ユリナも再開した事が嬉しかったらしく、今まで以上に笑顔で頑張ってくれている。うちの店で働く事をそんな風に喜んでもらえてうれしい限りだ。

店は相変わらず週2程度で開けてるので、暇な事も多い。特に最近はあちこち行ってまでモンスターを狩る事も無くなった。というか、気軽に行けるような距離にいたであろうモンスターはあらかた倒した。お金も困って無いし、たまには狩りも休みにして、こうして散策を楽しんでいるわけだ。



「ちょっと中心から外れると人あんまいないんだ。静かで良いかも」



人も少ないが、建物はやや古さを感じる物も多く、所々ヒビが入った建物もある。

これ、もっと奥の方に行ったらスラムとかありそう。とか考えながら歩いていく。実際、奥に行けば行く程に建物は古く…というよりボロくなっていく。

土魔法である程度は直せるし、修繕とか副業的にやってみるのもありかも。と、特にお金に困らないのに考えてしまう。



「ん?ここ、もしかして教会?」


『そのようだな』


「そういやこの世界って一神教?」


『なんだソレは?』


「神様が1人だけなのが一神教。複数の神がいるのが多神教…だったかな?言っといてなんだけど、私もあんまり詳しくない」


『そういう事なら多神教という方だな。創造神を頂点として、複数の女神たちがいるとされているらしい』


「そっち系か。魔法の神とか豊穣の女神とかいる…もしくは、火とか水とか属性系」



どっちかは分からないけど、水の多い街とか水の女神が信仰されてたりする。よくあるやつだ。



「ちなみに何を祀っているとか…」


『知らぬ』


「だよねー」



リルの住処ってかなり森の奥の方だったし、人間との接点って私みたいな偶然辿り着いた人か討伐にきた相手ぐらいだよね。

そういや勇者召喚したっていうフェリレアスって宗教国家だったな。行く予定も無いし、めんどそうだから近付かない様にしよう。

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