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異世界の女大賢者  作者: 山田 奏
第三章 新生活と弟子編
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67 異質の奴隷

バルザックさんの店で並べられた奴隷を眺めていた。



「微妙…かなぁ」



モーガンの所にいた奴隷と違い、家事系のスキルのレベルはやや高い。とはいえ、家の掃除で知らない内にスキルを覚えていた私とあまり違わない。という事は、私がやってもあまり変わらない。今、せめて家事系のスキルのレベルが私の倍の10は欲しい所だ。



「そうですか。貴族の屋敷で下働きをしていた者もいるのですが…」


「うーん。いっそ自分で見れたりしない?いちいち連れてくるより楽だと思うし、私も自分で選べるし」


「中には危険な奴隷もいますので、基本こちらで選ぶのですがリア様ならば大丈夫かも知れませんね。私が連れて行きましょう」



という事で、奴隷がいる部屋に連れて行って貰える事になった。

というか危険なのもいるんだ。奴隷って首輪とかで行動を制限されてるイメージだったけど、この世界は違うのかな?それとも首輪してても危険なのか?



「ここが奴隷達を置いている部屋になります。中には掴んでこようとする者もいますので、あまり檻に近付かないようにお願いします」



たしかにそれは嫌だな。人質なのか買ってくれという懇願なのか知らないが気を付けよう。



「手前の方から身売り、借金奴隷になります。犯罪奴隷と先程説明した流れてきた者は向こう側の列ですね」



一応、分けてるのか。犯罪奴隷とか一緒にしてたら確かに危なそうだしな。眺めていると1つの檻に2、3人ごとに入っている。一応、男女も別の様だ。

何人かスキル持ちもいるが、紹介された奴隷達程の高さは無い。



「一応、あっちも見ていい?犯罪奴隷は雇う気無いけど」


「構いませんよ。では、こちらへ」



隣の列に移動してみると、明らかにガラが悪いのが分かる。というかやかましい。



「向こうにいる時はこんなに声がしなかったと思うけど…」


「魔道具を使って、外に漏れる音を遮断しているのですよ。昔は付けていなかったのですが、盗賊などは夜に起きて騒ぐ者もいて、他の奴隷達が寝不足で体調を崩した事がありまして…」



奴隷になっても迷惑な奴らだな。というか怖いわ、ココ。向こうで「私は無実よ!」とか叫んでるお姉さん、称号に『殺人者』ってあるんだけど…。とか引き気味で観察してると、1つの檻が目に入った。片足の無いお爺さんと若い女の子である。他の檻が1つに1人しか入っていないのに、2人で入っている事も気になるが、種族の表示が他の人と違う。



種族:吸血鬼



これが2人ともに表示されていた。見るからに人間にしか見えないが…というか、誰か知らんが良く捕まえたな。かなりの速度と自己再生能力で私も昔は苦戦した程なんだけど…。お爺さんの片足が無い事にも関係あるんだろうか?手や足ぐらいならすぐに治ったしな。

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