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云々蒐集短譚  作者: 里崎
9/30

猫かドラゴン/入れ替わった/空き巣とゴミ屋敷

友人は猫かドラゴンか分からない生物を飼っている。空を飛ぶ。にゃーんと鳴く。餌は猫用。背中はつやつやの鱗の日もあればもふもふの毛の日もある。

「一粒で二度おいしいから別にどっちでもよくない?」と友人。

日当たりのよい窓辺で、そいつはくああと可愛いあくびをする。青白い炎が出た。


***


この世界の僕と異世界の僕が5分入れ替わった。

異世界へ行った僕は、魔法使いやしゃべる獣を見て「うっわすっげ」とさわいだ。

この世界に来た僕は飛行機や電子レンジを見て「うっわすっげ」とさわいだ、らしい。

5分後、僕たちはどこでもない場所で会った。「「うっわすっげ」」もちろんハモった。


***


「ゴミ屋敷すぎて空き巣に何週間か気付かなくて、慌てて調べたら金目のもんに辿り着けなかった空き巣が代わりにゴミ持ち帰っててくれてたと判明して」

「え?」

「そのあとその空き巣が何度かゴミ出しに来てくれてたと判明して」

「え?」

「結局その空き巣を家事代行として雇うことに」

「え?」


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