鑑定の魔眼
「ではオークションも後半戦ここで今回のオークションの鑑定士ザーメラミー様にご挨拶を賜りたいと思います」
「ご紹介に預かりました。ザーメラミーです。皆様オークションをお楽しみいただけていれば幸いです。」
細身に立派な髭を携えた男の自信に満ち溢れた態度を見ながら俺はバレない様に遺物を使う事にした。
Aランク消費型遺物 緊急指名手配書
相手の顔を見ながら似顔絵と名前を書く事によって相手の位置と状態を常に教えてくれる。
師匠がくれた遺物の中でも強力な遺物の一つ
「ではザーメラミー様の説明のしていただきながらオークションを続けたいと思います。では7品目精霊の羽大金貨20枚からの入札です。
それではザーメラミー様に説明をいただきましょう」
「精霊の羽は薬はもちろん、剣や槍などの物体にもエンチャントを行いスキルを帰属して強力な力を生み出せる。」
「凄まじ〜物体へのスキル付与これは落選するしかない〜では始め〜〜」
初めて落札する価値のある遺物が出てきた。軽く参加するか?ん〜迷いどころだ下手に金を使えば後々欲しい遺物が出た時にかなり痛手、しかし安く手に入れる可能性もある。
、、、、いくか!
「25」「30」「33」ここだ「60」かなり釣り上げた絶望して諦めてくれよ〜
「65」そりゃそうかクソ150くらいまでは出してもいいか?そうだよなそうしよう
「80」「95」いくぞ「110」
「現在大金貨110枚他はいますか?」
おっきたか?
「では大金貨110枚で落札です。おめでとうございます。」
ふふふ、オークション楽し〜やばいハマってしまいそうだつい金を使ってしまった。
しかしいい買い物だふふふ。
「お次の商品はこちらだ三大流派の一つ蒼天流の最高師範、蒼虎天が作った壺、最高の陶芸家の一人としても知られる蒼虎天の一品大金貨30枚からの入札です。ではザーメラミー様説明をお願いします。」
「最高の陶芸家であり武術家の蒼虎天の一品これを見るだけで技の一端や技術とくに指先の力の加減などは武術家としても一流である事を伺わせ、これ自体が一種の技を伝える巻物としての役割も持つ」
「そんな素晴らしい物をぜひ落札してくださいではスタート」
「35」「42」「50」・・・・
すごいなどんだけ値段が上がるだよ。
見ている限り冒険者も落札を狙って、金を突っ込んでいる。
師匠は三大流派なんて気にすんなて言ってたけどこれを見るに鍛錬に行き詰まった人にとっては蒼虎天が作った一品てだけで希望なのかもな。
「190」
「現在大金貨190枚他はいませんか?では大金貨190枚で落札です」
落札したのはBランクの冒険者だったこいつは自分の貯金を全部払っても落札する気だったな。
「では本日最後の商品最後に相応しく最高の一品魔眼です。大金貨50枚からの入札です。それではザーメラミー様説明お願いします」
「こちらの魔眼はNo.147収納の魔眼」
「なにーーーーーNo.100台の魔眼だと」
「これはすごい」「しかも収納の魔眼だって」
「落札しなければ」
「協力して競り落とさないか?」
魔眼はNo.が若ければ若いだけ強力だと師匠から聞いているが、すごいNo.147落札を狙うしかないな。
「では皆様お待たせしました入札スタートーー」
「80」「90」「110」・・・・「210」
「何と大金貨200枚を超えて今日最高額ですまだまだ上がりが止まりません」
クソが張り合ってくるなよ「230」「235」
「245」・・・
高い、高すぎる、300まで300までは出すそれ以降は出さんぞ「300!!」
流石にここまで出す奴は少ないだろ。
「330」は?は?は?は?は?は?
振り返るとそこにいたのはさっき挨拶してきたAランクの冒険者だった。
しねーーーーークソクソクソクソクソ
怒りの中俺のオークションは終わった。




