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KAKUYO2  作者: 四季
503/521

感情的に叫んだ ◇

2022.3.5 に書いたものです。

あなたに何が分かるの!?


感情的に叫んだ


そして

私たちは別れた


愛していた気持ち

それは偽りではなく

確かなものだったと

今でも言えるのに


あの日

あの時

あの瞬間


一時的な感情の昂りで


すべてを手放した


そんなつもりはなかったと言っても

もう戻れはしない

分かっているから

言い訳はしない


発した言葉は消えない


発した言葉は消せない


それなりに理解しているから

揉み消すことはしない


でも……


あなたを愛していたことは

嘘ではない


もう手遅れでも……


それでも

本当のことだけは言わせて

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