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KAKUYO2  作者: 四季
502/521

指が触れて ◇

2022.3.5 に書いたものです。

今日もまた偶然

席が隣だから

ふとした瞬間に

指が触れて


気づかないふりして

視線逸らしつつも

気づかれないように

噛み締める


偶然を装えば

隣にいるのは簡単

さりげなくその席へ行く

ただそれだけ


それ以上に進むのは

呆れるくらい難しく

それに

とても怖い


だから今もさりげなく

そっと

さらっと

その席に腰を下ろす


気づかれているかどうかなんて

怖くて見たくない

怖くて知りたくない


このままさりげなく

隣にいたいから

今日もまたそっと

隣にいる


ふとした瞬間に

指が触れる


それが楽しみ

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