戦略
「はぁ…はぁ…」
(逃げ切った…か?)
「逃がさないよ~」
後ろから足音。
(うわ…やべっ!あの教室に隠れよう!)
開いてる後ろドアから2-1の教室に飛び入る。
(これなら大丈夫だろ…)
「どこに隠れたのかな~」
(ふぅ…)
「鍵…なにしてるんだ?」
「へっ?」
目の前には陽と月華。
「あんたら、なんでここに!?」
「さっき、危ないところを陽くんに助けてもらったの」
「そうだったのか…」
「ところで…」
「なんだよ…」
「大きな声出したらまずいんじゃないのか?」
「あ…」
男子Dがドアを開けて入ってきた。
「見ぃ~つけた~」
とっさに陽は机をバリゲード代わりにする。
「2人とも!こっちに固まれ!」
「あはは~!無駄だよ!」
男子は二丁の銃で撃ちまくる。
「ちっ…二丁銃か…」
「やっかいなんだよな~、あれ。」
陽と鍵も、銃だけバリゲードから出して撃つ。
「なんかいい方法ないのか?」
「俺に頼んな!たくっ…9…10…」
「なに数えてるの…?」
「ん~…秘密? 11…12」
「?」
「13…14…今だ…!」
陽はバリケードを飛び出す。
「死にに来たのかな~?」
「やられるのはお前だよ…」
「ふん、強がっていられるのも今だけだよ…!」
男子は引き金を引くが…発砲はされない。
「なんで…なんで弾が出ないんだよ!」
「先生が言ってただろう?『弾は7発までしか装填できない』って。」
「だったらお前だって!」
「知ってるか?この銃は7発だけじゃなくて1発装填したままにできるんだよ」
「なっ…!」
「だから…まだ1発残ってんだよ!」
パァン!と銃声が鳴り響く。
「やられた…ぜ…」
男子が倒れると同時に終了の鐘がなる…。
「さて、次はあいつを終了させに行こうか」




