人生にはあらゆる災難が押し寄せてくる。だからお金を無くすなんて、そんなことは些細な問題、なわけないよね
前回のあらすじ
フィアラ「お金、ない………」
チノ「素敵な子を、コンテストに誘っちゃえ!」
200マネーしか入っていないお財布の中身を見られたところで、フィアラとしては問題なかったのだが、チノとの間には何となく気まずい雰囲気が漂っている。
「あ、えっと………ごめんね」
チノはそう言って、落ちた財布を拾って渡してくれる。
「はい。中身あってるかな?」
そう言われてフィアラは中身を確認するが、
(あれ?100マネー足りない………)
お金が減っていたのだ。取られることなんてほとんど無いから、おそらく落とした時にどこかへ飛んでいってしまったのだろう。
だが、フィアラは気にせずに財布をポケットに入れる。
「えっと、ごめんね?」
「いえ、大丈夫です」
フィアラの言葉で安心したのか、チノは話しを戻した。
「それでね?話しを戻すけど、今、私は才能ある人物をプロデュースしています!是非ぜひ、パフォーマーになりませんか?」
急なお誘い。フィアラからしてみれば願ったり叶ったりだが、本当にいいのか悩みどころである。
チノやその家族であるリリルナ家に近づくためには、パフォーマーになるのが最も効率がいいのはフィアラもわかっている。だけど、
「悩んでますね?」
そんなフィアラの内心をチノは簡単に当てて見せた。
「フィアラちゃんはパフォーマンス、やったことありますか?」
「いえ、ないです………」
「パフォーマーとしてステージに立ってみると、今までの自分とはまた別の景色を見れるかもしれませんよ」
チノはそう言うと、一枚の紙とカードを渡してきた。
「これ、私からの推薦状と無記名の登録カードです!所属事務所とかは入ってからですが、これを持って会場に行けば飛び入りで参加できますよ!私の推薦状があればカードもすぐに発行してもらえますし、いきなりステージに立てます」
チノは「ではでは〜」と言って離れていってしまった。
「えっと………」
一人置いていかれたフィアラは考える。
予想外の出来事で、想定よりも簡単にパフォーマーへの鍵を入手した。
これを今日の会場に持っていけばいいだけの話なのだが、
「会場って、どこ?」
フィアラはその場に呆然と立ち尽くしていた。
Q.結局100円どうしたの?
A.既に忘れており、レベッカは回収していない。その後、小さな子供に回収されたとか
Q.アイドル編ってどれくらいで終わるの?
A.わかんない




