今日は寒いので、朝から布団に潜りたいと思います
前回のあらすじ
レベッカ「トップパフォーマーに、私はなる!」ドンッ!
ナイル「レベッカが指名手配!?なにかの間違えじゃ………」
「よし、着いた!」
あれから3日の時が経過して、レベッカは幾多ものパフォーマーが住まう街、リリルナ領に辿り着いた。
「ここから、始まるんですね………」
レベッカのアイドル生活が。
「まあ、目的はそれじゃないんですけどね………」
レベッカの最終目標は指名手配の取り消し。そのためならば別にパフォーマーになる必要は無い。
「ルーズ家よりも、フーラ家よりも国家に対する影響力も大きいし、リリルナ家と関係を持つことは悪いことじゃないです」
そうして街に入ろうとすると、
「ちょっと待ってくれ」
門番の人に止められた。
(この街には、しっかりと門番がいるのですね………)
ルーズ領との違いに、レベッカは感心していた。
「身分証明をするものと、この街に来た目的を」
かなりの厳重な警備に、少し憂鬱になりながらもレベッカは思案する。
(どうしよう………)
レベッカが悩む理由。それは
(身分を証明するものが、ない………)
警備の人が納得するものを持ち合わせていないのである。
ちなみに、透明になって侵入すればいいのかとしれないが、今回はそれなりの期間この街に滞在する予定。となれば、自然に入った方がいいのである。中で余計なトラブルを避けるためにも。
(どうしよう………)
だが、悩んでも仕方がない。ここは、余計なトラブルを避けるためにも正直に言うしかない。
「えっと、身分を証明するものは、ありません………」
そう申し訳なさそうな声音で言うと、
「そうか………では、街に入るための手続きをしてもらう。こっちに来て欲しい」
そう言われた。
「………えっ?」
予想外のことに、レベッカが呆気にとられていると、警備の人は「ん?」となった後、納得したように言う。
「そうか。君は上京してきたばかりなのだな」
「は、はい!」
本当は元貴族令嬢なのだが、余計なトラブルを避けるために肯定しておく。
「なら、知らないのも当然か。身分証明書は確かに必要だが、持っていない人にはここできちんと作ることも可能だ」
それを聞いて、レベッカはホッとした。ならば迷う必要なんてなかったんだ。
「では、お願いします」
そう言って、警備の人に誘導されて中に入り、書類を書く。
「名前と、性別、年齢………」
出身は、近くにある村の名前でも書けばいいだろう。
名前は偽名。年齢も偽ろう。幸い、姿も魔法で偽装している。今更だ。
(年齢は18歳。そして、今日から私は)
そうして、レベッカ・ルーズ改め、フィアラ・チューナが誕生した。
Q.あらすじのやつって、某海賊王漫画のじゃ………
A.さ、さぁ?ナンノコトヤラ………
Q.身分を証明するもの持ってたらすんなり入れた?
A.レベッカが指名手配されてなかったら持ってたから、入れた
Q.なんでフィアラ?
A.ステラに語感が似てるでしょ?レベッカで中にステラはずっと生きてますので




