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家族に疎まれて、醜穢令嬢として名を馳せましたが、信用出来る執事がいるので大丈夫です  作者: 花野拓海
二章 しかし、概して人々が運命と呼ぶものは、大半が自分の愚行にすぎない。
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一番楽しんでるのは自分じゃなくて相手でもない。じゃあ、誰?

前回のあらすじ


レベッカ「ファッションわかんない(´・ω・`)」


アイト「すごく綺麗ですよ」


今更だけど、別にあらすじのキャラ達はあらすじで会話してるわけじゃない

 新調した服で街を出歩く。それも自分で選んだ服でだ。

 レベッカは現在、緊張の中にいた。

 このコーデは本当に似合ってるのか?アイトを疑うわけではないが、万が一がある。誰かに汚されたりしないか?せっかく自分で選んだ服なのだから、誰にも汚されたくない。


 それを気にしているため、どうしてもレベッカの進行速度はゆっくりになってしまう。


「そんなに気をつけなくても大丈夫ですよ」


 だが、臆病なレベッカをアイトは引っ張ってくれた。


「そ、そう?汚れそうで心配なんだけど………」


「スカートの丈は地面の泥が跳ねてもつくほど長くはありません。服に泥が飛び散ることもありません」


 レベッカの心配は杞憂だ。だが、どうしても用心してしまう。


「ところで、今はどこに向かってるの?」


 アイトに連れてこられているが、どこに向かうのかは聞いていなかったレベッカ。なので質問してみると、


「レベッカのドレスを買いに行きます」


 予想外の答えが出てきた。


「え?私のドレス………?」


「はい。旦那様がもう少しで社交会パーティーがあると仰っていたので」


 社交会パーティー。これは参加する貴族と、その子息は全員参加しなければ行けない祭り。


 一切の例外が認められず、参加条件こそ厳重だが、それなりにくらいの高い貴族との交流の場でもあるので、今年は参加するらしい。


「じゃあ、今あるドレスでもいいよ。私は気にしないから」


「ですが、今あるドレスはどれもボロボロなので………」


 そう。レベッカの持っているドレスは、なぜか買ってもらった既にシミだらけで使えなくなったドレスだけである。


「今度のは王族も参加する社交会です。質素な格好は相手方にも失礼でしょう」


 ということで、今度はブティックよりも更に高いドレスが売っているお店にやってきた。


 ルーズ領にはルーズ家以外にも貴族が三家程住んでいる。そのため、貴族御用達の洋服店も一店舗だけだが、用意されているのだ。


「いらっしゃいませ。本日のご用件は?」


「彼女のドレスを見繕ってください」


 貴族御用達の洋服店では、貴族本人で服を選ばない。全て店員の腕次第なのだ。


「え?私が選ばないの!?」


「はい。レベッカも貴族令嬢なのですから、素敵なドレスを見繕ってもらってください」


 その後、レベッカは30分程かけてドレスを選ばれたとか。


 ちなみに、レベッカのドレスを選んでいる時の店員はとてもいきいきしていたとか。

Q.泥が飛び散ったりするの?

A.雨の後とかはそう。だけどこの日はこの日も前日も晴れだったので、その心配はない


Q.貴族御用達の店って、レベッカ気付かれないの?

A.気付かれてます。てか全員気付いてる。でもレベッカを虐めてるのは屋敷の人たちだけで、外の人達は別にそうでもない


ここまで読んでくださり、ありがとうございます!!

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