ハンター
「………………ん?……あ、あれ?」
気が付くと朝になっていた。
「すぅー、すぅー……」 「すぅー……う、ううん……すぅー……」
ルーナとシャノはまだすやすや寝ている。
「仮眠のつもりが、ぐっすり寝ちゃったみたいだ。」
(ヒロ、おはようございます。)
フェリスの声が聞こえて、僕はフェリスの方を見た。
「おはよう、フェリス。……フェリス、ずっと起きてたの?」
(いえ、仮眠はとりましたよ。)
仮眠だけで良いのか。さすがだなぁ…
「ふああぁぁ……おはよー、ヒロ……」 「ううん……おはようございます、ヒロ……」
二人も起きたみたいだ。
「おはよう、ルーナ、シャノ。」
僕は二人の頭を軽く撫でた。
「さて、朝ご飯かな。今日は僕がするよ……とその前に聖結界!」
二人は手伝うと言ってくれたけど、それをやんわり制止して自分だけで作ることにした。
「といっても朝だから簡単なものにしようかな……」
軽く食べられるように、サンドイッチにすることにした。
アムさんに魔力電話しながら(昨日は寝過ごしたから、出来なかった。)サッと作って、二人と食べることにした。
「……あれ?フェリスは?」
二人の居るところにフェリスがいなかったので聞いてみた。
「ちょっと運動してくるって言ってたよ。」
ルーナの言葉にシャノも頷いた。
「ふーん。……じゃあ、ご飯にしようか。」
フェリスのことだから大丈夫だと思うから、ご飯にすることにした。
そうしてゆっくり食事していると……
(ヒロ、ただいま戻りました。)
「お帰り、フェリス……ってどうしたのそれ!?」
フェリスがもって帰ってきたのは、三メートルくらいある大きな鳥みたいな魔物(?)だった。二人もびっくりしている。
(暴れまわっていたようなので、仕留めてきました。)
「でもそれ、多分飛ぶんでしょ?どうやって?」
(それはこうピョンっと跳んでザクッと)
そう簡単に言いのけるフェリスに戦慄を覚えながら、僕達は苦笑するしかなかった。
「で、これは魔物なの?」
(いえ、野鳥だと思いますが……)
フェリスはそう言った……確かに鑑定しても、普通の鳥みたいだ。
じゃあ、なんでこうなったのか?……この事を知るのはすぐ後になる。
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