家政婦を探そう
「う~ん、家を管理してくれる人ってどんな人が良いのかな?」
夕食後、リビングで改めて考えることにした。ルーナは右に、シャノは左に、フェリスは僕の膝の上に居ます。
「優しい人が良い!」 「きっちり仕事できる人が良いですかね。」 (信頼できる人が良いと思います。)
ルーナ、シャノ、フェリスの順で口を開いた。
「優しくて、仕事が出来て、信頼できる人かぁ……結構ハードル高いね。」
僕の言葉に、みんな苦笑した。
「……あ、そうだ。王宮に行こうよ。王族さん達なら良い人知ってそうだし。」
現にあのメイドさんがそうである。僕の発言にルーナは頷いているが、シャノはびっくりしている。
「ヒロ、そんなに簡単に行けるんですか?」
「うん。説明してなかったかな?……これ見せたらいつでも来て良いぞ、って言われたんだ。」
紋章をシャノに見せると一段と驚いた顔になった。
「……ヒロ、凄いですね……私、正直そこまでとは思いませんでした。」
「あはは、まぁ色々あったからね……」
(さすがヒロです。)
フェリスさんや、何か色々と見透かされてる気がするんですが……まぁ、いっか。
「じ、じゃあ、明日行こうか。」
「分かった。」 「明日は私がお留守番しますね。」 (私も残りましょう。)
明日行くのは僕とルーナになった。
今日はフェリスと一緒に寝ました。フェリスめっちゃ暖かかったです。
~次の日~
「じゃあ、そろそろ行こうか。」
「うん。」
朝ご飯をすませて、支度をした。
「ヒロ、ルーナ、気を付けて行ってきて下さいね。」 (ヒロ、ルーナ、粗相が無いように。)
「うん、了解。……じゃあ、行ってきます。」 「行ってきまーす!」
「はい、行ってらっしゃい。」 (後武運を。)
……何か戦場に行くみたいですよ、フェリスさん。
そんなことを思いながら、王宮に向かった。
数時間後……
「着いた。……やっぱり大きいなぁ~…」
「ほえぇぇ~………」
久しぶりに見た王宮はやっぱり大きくて、ちょっと見とれました。
「……そろそろ、行こうか?」
「……うん。」
このまま突っ立ってるのもどうかと思い、王宮に入ることにした。
「止まれ。」
門の前で屈強そうな騎士さんに止められた。…後、優男っぽい騎士さんもいる。
「ここに入るなら、紋章が必要だぞ。」
そう言われると思ったから、紋章を魔法の鞄から取り出した。……ルーナも取り出した。
「ちょっと見させてもらうぞ…………ふむ、本物のようだな。……もしや、お前がミハイル王子に勝った冒険者か?」
「はい。マナミ・ヒロと言います。よろしくお願いします。」
結構噂になってるんだなぁ、と思いながらそう言って僕は頭を下げた。
「若いのにしっかりしてるんだな。……分かった、通っていいぞ。」
屈強さんに感心した顔で見られた。
「ありがとうございます。行こう、ルーナ。」
「うん。」
門番さん達(?)に軽く会釈して、ルーナの手を取って歩き出した。……優男さん、その笑顔良いと思いますよ。
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