閑話 ハッピーバレンタイン
番外編です。
それはいつもとちょっと違う日。
「うーん、今日も良い天気だなぁ~。」
少年マナミ・ヒロは、伸びをしてのんびりしていた。
「…………ふあぁぁ……すぅ、すぅ……」
ヒロは日の光を受けながら、夢の世界へ旅立っていった。
「……ヒロ、寝たね。」 「はい、寝ましたね。」
一方のルーナとシャノは、そんなヒロの姿をこっそり見ていた。
「ヒロの寝顔、可愛い♪」 「そうですね、いつもと違うあどけなさがありますね。」
ルーナとシャノはヒロのあどけない寝顔を、楽しそうに見ていた。
「……じゃあ、始めよっか?」 「……了解しました。」
いつまでもヒロの事を見ていたい……そんな思いに後ろ髪を引かれながら、二人はある準備をしに向かった。
……数時間後……
「……う、うぅん……よく寝た~。」
目を覚ましたヒロは、今が夕方という事に気付いた。
「すっかり寝過ごしたや……まぁ、いっか。」
そこまで考えて、そういえばルーナとシャノがいないと思ったヒロは、リビングに入った。
「……!ヒ、ヒロ!?」 「……!?」
「…………?」
自分の居ることに気付いた二人が慌てている事に、ヒロは疑問に思った。
「どしたの?」
「う、ううん、なんでもないよ。」 「は、はい。なんでもないです。」
「……???」
二人の態度にますます疑問符が増えるヒロであったが、まぁ、いっかと思うことにした。
……食後……
「ふぅー……美味しかったぁー……」
食事を終え、ゆっくりしているときだった。
「「ヒ、ヒロ!」」
「ん?……どしたの?」
二人に同時に声をかけられ振り返ると、二人が真っ赤な顔で恥ずかしそうにしていた。
「えと…その……こ、これ!」 「私も……はい!」
二人が差し出してきたのは、ラッピングされたハート型のチョコだった。
(あー……そういえば、今日バレンタインだっけ……)
バレンタインという事に気付き、今までの二人の行動に合点がいったヒロ。
「……ありがとう。……ん。」
「ひゃんっ♪」 「ふあぁっ♪」
ヒロは二人からチョコを受け取って、二人を抱きしめた。ルーナとシャノは嬉しそうにしている。
(…………ホワイトデーは覚えとこう……)
そんな事を考えながら、ヒロは二人を寝るまで抱きしめていた。
……ホワイトデーをヒロがどうしたのかは、ご想像にお任せする…………
ご意見、ご感想できればお願いします。
……バレンタイン?もちろん一人ですよ。あはははは…………あれ?目から涙が…………




