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拝啓 異世界に行くことになりました ~ほのぼのもふもふライフ~  作者: アーク
第二章 いざ、冒険!~亜人国家編~
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召喚魔法

 今日ルーナが作ってくれたのは、ミートスパゲッティでした。


「……うん。美味しいよ、ルーナ。」


「はい。ソースとの相性もバッチリです。」


「えへへー、ありがとー♪」

 誉められて、尻尾をブンブン振っているルーナを見て和む。…といった一幕を交えつつ、昼ご飯を終えました。


 汗をかいたから風呂に入った後……


「シャノ、ちょっといいかな?」


「はい。どうしました、ヒロ?」


「これ、渡そうと思って……はい。」

 と言って僕は例のネックレスをシャノに渡した。


「これは……?」

 と言うシャノの目はキラキラしている。


「いやー、これからも一緒にいるわけだしプレゼントでもって思って。…それに、ルーナだけっていうのじゃ駄目かな、と思ってさ。……どうかな?」

 するとシャノは笑顔になった。


「…!ありがとうございます!……これ、大切にしますね……♪」

 と言ってネックレスを大事そうに持つシャノを見て、やっぱり買って良かったなぁ、と思った。



「さてと……まずは何しようかな…?」

 今僕は、庭に立っている。………といっても、庭だけでもめっちゃ広いんですけどね。

 ………ちなみに、ルーナとシャノはリビングでおしゃべりしてます。


「よし、まずは魔法かな。」

 まずは土魔法から、やってみよう!


「サンドウォール!」

 詠唱は適当です。ただイメージしやすいようにしただけです。

 すると、五メートルくらいの土の壁が出現した。……成功かな。


水流刃(アクア・カッター)!」

 次に使ったのは、水魔法。土の壁を半分に切りました。


「……うん。イメージ通り。じゃあ、今度は召喚魔法かな。」

 僕は目を閉じて、大きい狼を呼ぶイメージで魔力を込めた。すると……


(私を呼んだのは、あなたですか?)

 白銀の美しい狼が現れた。……透き通る声だ。


「うん。……て言うかこれってテレパシー?」

 一応疑問に思ったから、聞いてみた。


(はい。……私の声が聞こえる人に会うのは久しぶりです。……大抵の人は私の声は届かないのですが……。……私はフェンリル、と人々には呼ばれています。)


「僕はヒロって言うんだ。……フェンリル、僕を主と認めてくれるかい?」

 すると、フェンリルは真っ直ぐこっちを見てきた。


(はい。これも何かの縁。ヒロ、あなたを主と認め、着いていきましょう。)


「ありがとう。……じゃあ、名前は……うん、フェリス。これからよろしくね。」

 名前はフィーリングかな。


(フェリス、ですか。……分かりました。私はこれからフェンリルのフェリスです。ヒロ、よろしくお願いします。)

 フェリスは心持ち嬉しそうな顔で、右前足を差し出してきた。僕はその足を優しく握った。新しい仲間にフェリスが加わった。



 ……ちなみにお手みたいだなぁ、と思ってしまったのは、秘密である。

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