表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
拝啓 異世界に行くことになりました ~ほのぼのもふもふライフ~  作者: アーク
第一章 初めまして異世界転生
16/111

うぇいうぇい♪(やりすぎた……)

 ざわざわ……


「あ、あはははは…は……」

 今、僕の顔はひきつっている。何故なら……


「先輩!しっかりしてください、先輩!」


「し、尻尾がぁ~……」

 ミリアさんが僕達の持ってきた尻尾を見た瞬間に目を丸くして倒れてしまって、そしてそれを見た周りの人達の視線が全部僕達に向いているからだ。


「……?ヒロ?」

 どういう事か分かっていないであろうルーナはきょとんとした顔でキョロキョロしている。


「……はっ!?」

 あ、ミリアさんが起きた。


「大丈夫ですか、先輩!?」


「えぇ、もう大丈夫よ。……正直ここまでするなんて予想外だったから、ビックリしたの。」


「良かったぁ~……。にしてもヒロさん、こんなの冒険者ランク:Gがやることじゃないですよ。」


「そうよヒロさん。……これで冒険者を初めて4日とは思えないわよ。」


「い、いや~……あはははは……」


「「「!!!!?」」」

 話を聞いていたのであろう周りの人達が驚いているようだ。


「ぶ~……私も頑張ったのにぃ~……。」

 二人から出た名前が僕だけだったからかルーナが拗ねている。


「もちろんルーナのおかげだよ。……ありがとう♪」

 フォローの為に優しい笑顔を意識してお礼を言いつつ、頭を撫でた。


「…!?え、えへへへ♪///」

 ルーナは不意をつかれたような顔をして、顔を真っ赤にしながら嬉しそうにはにかんだ。犬耳は気持ち良さそうに垂れ下がり、尻尾は千切れんばかりにブンブン振っている。


(可愛いなぁ~ルーナ♪)


「「……ヒロさん!?」」


「……はっ!?」

 ミリアさんとルルさんの声を聞いて、5秒位で我に帰った。……また、トリップしていたようです。


「す、すみません…つい……」


「はぁ~……まぁ、私達の言い方にも思うところがあるので良いでしょう。……さて、それでは依頼の方ですが……スノーラビットが70体、キラーラビットが40体ですので銅貨六十二枚になります。少しお待ちください……」

 そういってミリアさんは席を外した。


「ヒロ!銅貨六十二枚だって!凄いね!」


「う、うん。そうだね!」

 嬉しそうにぴょんぴょんしているルーナを見てちょっとほっこりした。


「お待たせしました……ルーナさん、嬉しいのも分かりますが場所を考えましょうね?」


「…あ。す、すみません…。」


「分かったのならよろしい。……こちらが報酬になります。」


「「ありがとうございます。」」

 そういって僕達は銀貨六枚と銅貨二枚を受け取った。


「またきます!行こう、ルーナ。」


「うん!」

 僕達はギルドを後にした。


 ……後日、ギルド内外で『天然二人組』という言葉を聞くようになるのはまた別のお話

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ