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イーヴィル・アイ(邪視眼)  作者: ランプライト
第六章:百合×女王
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何か妖しい事が、学校の地下で、相談されている事は、どうやら確からしい。

ワザワザ地下に潜ってやっているのだから、碌な事じゃ無い事位、容易に想像がつく。


「一刻」、「残り」、「閉じ込める」、「早く」、「生徒」、「よりまし」、


想像するに、それは「一刻も早く残りの何かを何かして何かを閉じ込める、それで早く生徒に何かする、その方が何かよりまし。」…と言う内容らしい。 まさに暗号だ。


兎に角、奴らが「一刻」も「早く」と急いでいる事は明らかだ。 それで「残り」と言うからには残りじゃない部分もあると言う事で、つまり今までにも既に何かやっていると言う事だ。 それで、「閉じ込める」、というのが矢張り気になる。 何を閉じ込めるんだ?「生徒」?を監禁すると言う事なのか? そしてそんな犯罪っぽい事の方が、何か「よりマシ」だといっている。 その何かとは、一体何なんだ?


オカルト・マスター(笑)の私の推理によれば、「生徒を誘拐して、監禁して何か(エログロ)する、そうしないともっと酷い事が起きるか、奴ら自身が酷い目に遭わされる」、と言う事の様に思われる。 それが「残り」の事だとすると、今迄の分は何だ? 今迄に、そんな犯罪じみた何かが、ウチの学校で綿綿と繰り返されてきた、…そう言っているのだろうか?



過去に、学校で起きた犯罪・事件。

何処の学校にも、まことしやかな伝説、怪談の類は存在するものである。 そして往往にしてそれらは、実際に起きて、時代の移り変わりに隠蔽された過去の事件をモチーフした御伽噺である事が、多い。


この学校にも、内容は分からないが、生徒達が時々口の端にする「3年前に起きた事件」の噂がある。 それが今回の不可解な陰謀と関係しているのだろうか?


もしも誰かがその内容を、知っているとすれば、おそらくそれは、…教師。

しかし、学校に雇われている人間が、学校の恥部を晒す様な真似をするとも思えない。



そう言えば、一人だけ、私にも学校関係者の知り合いが居た。 いや正しくは、友達と言うべきだろうか。


三条茜、彼女の父親は私立三塚本学園の現役理事の一人であり、彼女の実家は学園の創始者でもあるらしい。 当然、過去に学校に何かがあったとすれば、彼女もしくは彼女の父親の所には、何か情報がある筈だ。


しかし私は、実のところ彼女の事を、未だ完全には信用しきれずに居た。 本当にただの無害なオカルト好きなのか? あの夏休みの前日彼女は夜の学校で、襟元を(エロく)肌蹴させる様な一体何をしていたのか? 彼女が一連の黒幕と結託している可能性はまだ捨てきれない。 だって彼女こそ真に学校側の人間とも言えるからだ。 オカルトに詳しければ、呪術を仕掛ける事も出来るかも知れない。 昨日、学校の地下室で低い声の男が話していた相手が彼女ではないと言う証拠も無い。 …やはり、彼女は危険だ。


でも、だとしたら、三条茜はどうして私を狙ったのか? 何が、気に食わなかったのか? 女王様にひれ伏さなかったからか? 最初のご招待を拒否したからか? 私が彼女よりも可愛い(注、主観)からか?


確かめる為には、出し抜かなければならない。 どうすれば良い? 彼女は、少なくとも表向きは私に好意を寄せている。 ならば、その好意が何処まで本当なのか、試してみる手はあるだろう。 三条茜を何処か「私にとって安全な場所」に呼び出して、思いつく限りイロイロして、泣かせて、化けの皮を剥がす!…もしも彼女が無実だったら、後で事情を話して誠心誠意謝れば良い。


いや待て、もしかして、彼女が、私の思いつく程度のイロイロ等屁とも思わない超凄エロエロ女だったら、どうすれば良い? 逆に私の方が弄ばれて、もはや彼女無しにはいられない身体に堕とされて、取り巻き、いや、性奴隷の一人に成り下がってしまったら、…どうする?



藤森:「ふっ、構わないわ、この身一つ位、」


掌の痣を見つめている内に、何故だか沸々と、意味不明な闘志が湧いてくる。 …このイロイロ勝負! 絶対に負けない!負けられない!!



萱島:「何? どないしたん?」


ベッドのシーツを肢体に絡ませながら、さっきまで隣で寝息を立てていた萱島美弥子が、寝惚け眼を擦る、


どうやら親友は、浅い眠りから、…覚めたらしい、

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