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イーヴィル・アイ(邪視眼)  作者: ランプライト
第五章:陰謀×前兆
22/65

-022-

藤森:「美弥子~、今日、泊まってっても良い?」

萱島:「あかんに決まってるやろ!…「変なん」感染うつったらどうすんのん!」


親友は、真夏だと言うのに分厚い「冬掛け布団バリヤー」に潜り込んだ侭、もうそろそろ30分が経とうとしていた。


…これって、痩せそうだな。



藤森:「大丈夫だって、呪われてんのは私だから、私が死なない限り「呪い」はアンタのトコに行ったりしないわよ。 それにアンタ知らないの? 西暦2000年以降、布団バリヤーの防御確率は50%以下に低下してんのよ。」


萱島:「意味不明なホラートリビアは要らん!…早よ帰りー!」


親友がガン泣きしている、…本当に、ビビリだな!て言うか、…コイツ、一寸可愛いな。


萱島:「てっきりどっかの不良に輪姦まわされたか、男に告白してフラレテ落ち込んでるだけやと思てたのに!」


…コイツ、結構酷い親友だな!



藤森:「ねえん、…つれないなぁ、美弥子ってばぁ、」


私は、冬用厚掛け布団の中に、もぞもぞと手を潜り込ませて、…


萱島:「あほ! 変態! やめて! 何すんねん!…」


汗だくですっかり冷たくなった親友の脇腹から、更に、その素肌の奥へと、侵入し、…



萱島:「あかん! 怒るで! あ、…あ、かん、…って、…言うてるやん、…」


他とは確実に違う、硬くて、ずっと敏感な部分を、指の腹で、そっと優しく、…

親友は、全身を捩じって逃れようとするが、それでも、執拗に、逃がしたりしない、…


萱島:「い、やぁ、…あっ、…そん、なん、…卑怯やぁ、…はっん!」




5分後、私は、やがてぐったりと力の抜けた親友を「解放」して、塩っ辛い指先を、…ペロリト舐める。 念の為に断言しておくが、私は断固としてユリではない。…ココ重要、


親友が、布団の隅っこから真っ赤な泣き顔を出した。 



萱島:「かえチャンのアホ~、癖になったらどうすんねん? 責任取ってもらうし~、」

藤森:「でも、怖いの無くなったでしょ?」


親友は、更に耳まで真っ赤に赤らめて、べーっと舌を出した、

これこそ、第二のメソッド、…「どんな恐怖もエッチな気分には勝てない!」だっ!!



萱島:「それで、これからどうするん?」

藤森:「学校に行く。…色々と証拠を集めないと、何時までもやられっぱなしになっちゃう。」


私にかけられた呪いは、あのポスターに関係がある。 あの「目玉」の絵を見ると、胸騒ぎがして、掌の痣が、痛むのだ。 それに数年前から、同じポスターを異なる作者が描いて、それもアンマリ意味の無さそうな人気の少ない場所に貼ってあるなんて、アカラサマに怪しい。 大体、あの作者達の名前には、何か意味があるのだろうか?

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