第8話・新たな仲間3
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?「いいや、冬木。お前の言った事が、現状出しうる答えで最も真相に近いだろう。」
冬「オッサン!?」
火野秋嗣「教師をオッサン扱いか………まぁ、いいや。」
夏「先生も来てたんですか?」
火「夏希、お前は良い子だな。まぁ、俺もいつの間にか………お前らの言う、居る事に気付いたっていう時間で言うと………大体4、5時間前かな。」
上「オッサン今まで何やってたんだよ…………。」
火「上山、お前は今期の成績全て1ずつ評価下げとくな。」
上「何で俺だけ!?」
冬「つーか、火野さんマジで何やってたんだ?」
火「ああ、実はな………。俺はお前らと違って、ここに来る前の記憶がある。そのせいで、動くのが遅れちまったのもある。」
夏「来る前の事、覚えてるんですか………。」
火「俺な、昨日夜はずっと別館の資料室で棚の整理とか全部やってたんだが、途中で眠くなってやめたんだ。どうせ明日土曜日だし、って思ってそのまま資料室で寝て…………気づいたらこの学校にいた。」
冬「なるほど。つまり、日付またいで学校にいたから、それで気付くの遅かった訳か……。」
火「そいう事。しかも、そっから資料整理再開したから、尚更ね。だけど、途中で嫌に静かなのに気付いて、お前らと同じで色々探った……。で、今に至ったと。」
冬「ふむ………。火野さん、何でここがいつもの学校じゃないって気付いたんだ。さっきの俺の考え、普通に肯定してたし。」
火「ああ、それね………。」
チラッ
火「この時間に、ここまで明るいのは可笑しいだろ。もう8時すぎる。最初に見た時計が怪しいのかと思って教室片っ端から探ったが、ずれてる訳でもない。ここはいつも来ている学校では無いんじゃないか、と思い始めたって訳。」
冬「火野さんはここ、何だと思う?」
火「俺達がいつも行っている方の学校の事を記録した日記か何か……………と、考えられもするな。」
夏「日記か………」
上「………何か?」
火「例えば、ここはかなり細かく書かれた、尚且つ開きっぱなしの日記のページの中の世界。時刻は昼間だ。日記の中で時間がいくら進もうと、いや、まぁ日記の中で本当に時間が進むのかは知らんが、まぁ、進むとする。だが、そのページは昼間の火が照ってる時間帯にどっかに置かれてるから、結局いつまでも日が出てる訳だ。」
火「まぁ、信用するしないは自由だが。」




