第6話・新たな仲間
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冬「で、だ。1つ、試したい事がある。それは………」
冬「………………高遠先輩も椿先輩も駄目、か。里桜も出ない、紅師も………。」
夏「須藤、駄目。芦屋、駄目。…………柳に櫛那もか。」
冬(内部にいる奴には通じるってのは分かったから、電話をかけて繋がる奴と集まってみるって作戦を思い付いたはいいが………やはり簡単にはいかねえか………。)
冬「ん、どうした、蒼麻?」
夏「あぁ、ごめん。何でもないよ。」
冬「そうか。」
冬(蒼麻は蒼麻で、現状整理をなんとかしてるって顔か。まぁ、わかんない事だらけだし、とにかく使える手は全て使うか………。)
…………………
………………
……………
…………
………
……
…
冬(もう大分、アドレス帳ん中虱潰しにかけまくったから、流石にもう少なくなってきたな………、残るは…………部活メンバーか。)
上山 浩平
ピッ………
ピッピッピッピッピッ
冬「………繋がったっ。」
夏「誰に!?」
冬「上山だ。出てくれよ………っ。」
ピッピッピッ………
上山浩平『もしもし。』
冬「よう、冬木だ。」
上『冬木、マジでか!?』
冬「ああ、マジだ。今何処にいる。」
上『あ、あぁ………何かよく解んないんだけどよ、いつの間にか学校にいて………。とりあえず、今は職員室にいるんだ。』
冬「分かった、今からそっち行くから待ってろ、今教室だから、すぐ着く。」
上『分かった、すぐ来てくれよ。気味悪くて恐ぇーよ………。』
冬「赤い絵の具被って血まみれ装って行ってやるな。」
上『馬鹿な工作しないではよ来いよ!?』
冬「わーった、わーった。じゃな。」
ピッ
冬「今、職員室にいるらしいから、行くぞ蒼麻。他の連中への電話は後でいい。」
夏「なぁ、浩平の奴ももしかして…………」
冬「状況俺達とおんなじでまるで分かってないみたいだったしな。たぶん俺達と同じ状況だ。」
夏「じゃあ、今は仲間が増えたの喜ぶべきかな。」
冬「ああ、そうだな。」




