禁術 伝説の… 少女のその後
読んで頂き有難うございます
2014/08/06薬剤ギルドが薬草ギルドになってました、名称の変更編集のみ行いました
――竜聖母の神殿――
ギルドの了解は取れたと、
シュタインさんは待たせますね
何も負担になる事を頼んでる訳でもないのに
どうしてこう決断が遅いのか…
だが、これで冒険者養成学校ができる。
問題は場所と人員ね。
冒険者といえば炎竜の支配地には大きい獣人の里があるわ。
それか何もないところに慶司さんの町予定で作るのもあり。
魔術都市ならギルド本部と連携は深まる
大森林地帯で訓練が出来るリヒトサマラかドレスムント
これは単純に決めるといけないわね
慶司さんの意見と4種族の長にも意見を貰いましょう
ふふ、このお団子という食べ物も美味しいわね…
慶司からのお土産として竜族が持って帰ってきた団子である
マリシェルにあわせて、みたらし団子になっている
少し焼いてはタレを塗って焼いている。
まだ蜂蜜饅頭が残っているのをみて微笑む
聖地に城下町を作って…
団子を売る店を作ってなどと、妄想していると幸せだった。
そしてふと慶司を止めている問題にも目を向ける
ロゲリア王、一体何を考えているのか。
まあ、妾だけは立派な数だが国の運営は甘く見ても最悪だ。
この国では無さそうね…例の問題の可能性は低いだろう。
ここまで愚鈍な王がいては無理だと思う。
明らかな竜批判、巡回すれば矢が飛んでくるらしい。
そして正体を隠せない暗躍。
全くもって度し難いですね…
マリシェルは蜂蜜饅頭を手にお茶を飲んで一息ついた
採取銀7狩猟銀8討伐銀10護衛銀3
提出したカードを見ても慶司は採取の上がり速度に…
納得してしまった、俺が引き受けた依頼は少数だった。
しかし全てが期限切れ寸前。
さらに好評だったのは
山の頂上付近にある雪の下にあるかもしれない
とか
海沿いの崖に巣があるからとって来てくれ
とか
洞窟の(巨体種のいる)の奥にあるコケ
等々という類の物ばかり、採取地が酷い。
依頼書とギルドに確認もしたが
治療に必要だと書いてなければ取りに行かなかっただろう。
それをこなしたのだから納得する。
そしてムーサが推薦をだしたせいで理由を報告した結果が、
討伐10である。
ちなみにギルドで試験資格の取得確認と説明を受けなくてはいけないらしい
なるほど、説明を受けないと試験が受けれないなら…
と考えていた慶司を捕まえて
「では慶司さんこちらが説明です」
と始めた受付嬢…名をリリアと言うが、
もしや見破られた?
マリアさんあたりから通達が行ってるのだろう
ガッシリと手を掴まれている。
「では金への承認試験の内容です…慶司さんは既に1人でいい所の推薦を3人揃えていらっしゃいますねから自動的に試験を受ける資格はお持ちです」
「……」
「では討伐金ランク承認試験の内容ですが竜族との戦闘となります」
「はぁ、え」
「勝たなくてもいいので、承認試験であることを告げ、
巡回に来る竜族、若しくは聖地の門番、
各地の門番の誰かと戦闘をして頂き、
その攻撃力の判定で試験を行います
勝つ必要はないので安心してくださいね」
ウフッっとリリアさんはニコニコ顔であるが慶司は冷や汗がでた
それは歴代で勝った事のある人間がいないだろうと思ったからだ
「まあ歴代で互角の勝負を広げた方は数名いますね、伝説の有名人です
有名所ですとウィルド・フォン・アルザス
この人は引き分けですが聖地の門番と戦ってます
一人だけ勝者がいて
グラディス・フェルスト・グラニエスですね
4000年とか3000年前などの遥か昔の英雄冒険家です」
おい一人は先代の旦那だろうし、もう一人はあのグラディスさんだ
以前聞いた竜族の冒険者ってあんた達か…
慶司はもう気力を無くして来ている
いっその事すでに聖地の門番は倒してるとでも言おうか。
「一応こちらに受験者が居る事を竜族に通達します。
ですから時間を作って試験を受けて下さいね」
「確認なんだがそれは何処で戦ってもいい
と言うことで構わないのかな。
立会人が必要とかは?」
「いえ、竜族から戦闘評価証が送られてきますので
ギルドは竜族からの評価を信頼して金ランクを決定します」
「ついでなんで聞きたいのだけど、他の金ランク試験は」
「採取は薬剤ギルドよりの試験、採取と知識問題ですね
狩猟はこちらの指示する獲物を狩ってきてもらいます
護衛は指定する護衛対象を3日護衛して頂く事になります」
「試験を受けないとどうなるの」
「今まで受けなかった方がいないですから…」
「正直な話、護衛は一度もしてないんだよ俺」
「………あら、本当ですね、
なるほどこういう考査でしたら納得です」
「でも試験があると」
「ええ、恐らくそれも考慮にいれて実施される筈です」
「解りました…伝説はしょうがないとして試験結果がもれることは」
「他者から貴方に問いかけて来る事は多々あることになるかと、
ですが自分から話さなければ漏れることはないですよ、
ギルドは信頼が第一です」
それでは…慶司は依頼書を一応確認して選択してから宿へと戻った
「エルの父親、伝説の冒険者だったぞ」
「そう言えば爺やが父上がやっていたと言っていたような記憶があるな」
先代に引き続き冒険者が旦那か…
「それにもう一人3000年前の唯一竜に勝った冒険者
グラディス・フェルト・グラニエスってあの人だよな」
「あやつは我と並び立つ剛の者だからな、
冒険者をしていたのは暇つぶしだろう、
だが勝った相手がフェリエスの父親だったはずだ」
さすが戦闘民族と思ったが結婚相手もやはり戦闘なのか
「今回のこの試験だけど、通過したことにしていいかな…
手加減しながら戦うのは失礼だし、危ない」
「まあ、聖地の門番どころか我も爺やも、
さらにグラディスでさえ認めているのじゃ、
構わんじゃろ」
試験通過処理に関しては聖地に慶司が遊びにくるかも、
と期待していたマリシェルを悲しませるのだが。
これはお菓子のお土産を期待しただけだった。
さてギルドにいったし…ムーサさんのところで灰の調査をしよう
このところ慶司の行ってるのはオイルと野草、海藻、木や竹といった灰になるものとの相性調べである
灰を水にとかしてオイルとアルコール類を混ぜる作業の繰り返しである
それを濾してパッチテストを行い荒れの少ない物を選び濃度や素材を検証する
第一候補の海藻の灰、そして竹、ツバキとあって
混ぜ合わせたり海水を放り込んだりアルコール量を変えたりして
刺激の少ないこれかもといえる物ではあったが色が黒ずみすぎである
これを改良すべくさらに灰汁の濃度を上げたりと繰り返す。
熱してみたり熱してるところに投入したりとやっているうちに例の5日が過ぎた
そこでムーサに土産があるがどうするといわれた、なんと慶司の服と同じような素材だった
これの糸がまだあるらしい、釣り糸につかえるだろとニヤニヤしてる
これはまさか蜘蛛の糸で出来てるのか…
今日まで加工に時間が懸かったらしいのだが元はお前さんのだ
といって布と糸をくれた。
ハチュラでも取れるがウィルハチュラの方が上部な物が出来るのは魔素のせいだろう
これで何を作ろうかと考えていたときにそいつらは現れた
闇ギルドと呼ばれるならず者を統率する組織がある。
盗賊といった集団に近いが、闇ギルドは殺人や暗殺専門、
する事がないときは強盗などを行う組織である。
しかもギルドとなのってはいるが実質は組織の人間の足抜け防止である。
自由意思による仕事の選択を彼らは持っていない。
そしてギルドが存在するのは国外のみだ。
そのお蔭かもしれない、前回の商人の傭兵を全滅させた事は調べても出て来ないよう処理はされているが一流の暗殺者や強盗ならばターゲットが2人揃っているからといって無闇に襲わないだろう。
慶司は抜きざまの一閃で襲撃者の首を縁側に入る前に切り落とし
二人目も喉を裂いた。
その異常さに残りの4人は気が付いたが遅かった
慶司は一人の腰に投擲をして行動不能にし
ボーラで雷を遣わず転倒した相手の足の骨を蹴り折り
残りの二人は逃げ出す背後から投擲で殺した
ムーサは庭が汚れたと憤慨していたが同時に関心もしていた。
流石に精霊魔法の使えるムーサも負けるとは思わないが
これほど単純に無力化と生け捕りをするのは不可能だろう
大した奴だねと言いながら警邏を呼んで事情聴取を行った
流石に襲撃者は舌を噛み切ってでもと口を割ろうとしなかったが
この都市は薬剤の都市である。
表にでない麻薬の類は大量にあり
薬ではなく自白剤として使用することも出来る
自白した結果は雇い主はわからない
だがギルドの場所はロゲリアだという
まずまずは当たりだろう。
「懲りない男だねぇ、よくも妾がいるもんだ」
とはムーサの評価である。
慶司はこの処断をしたのを自分の名前のみで発表してもらい
ロゲリアには闇ギルドへの制裁措置を求める。
必要な処置を必ず下されたし。
無駄なことではあるが、必要ならば手を貸しましょうとも添えさせた
ロゲリア王アグラⅫ世は怒りの余り倒れ闇ギルドは復讐に燃えた
次の襲撃時は慶司がドレスムントから帰った日である。
ドレスムントへと赴き油絞り器2台を受け取り、
宿の裏で組み立てようと喜んでいるとこに襲い掛かってきた。
一人指揮をしてる人間のみを生かして全員を返り討ちにしたあと
慶司は報復措置に踏み切る事にした
エルにのみ報復行動を取る事を伝えて行動を起こした
「うむ、目に余る行為は処断するしかない」とはエルの言である。
自白剤でアジトの変わってない事を確認してロゲリアに単身飛んで
組織について調べていった。内部にいるのは全て闇ギルド幹部。
もしくは手下の一味のみ。
都市の郊外にあるそのアジトに他の者がいないか近辺の村長などから確認
そして処理には竜族魔法を使う事にした。
度重なる襲撃行為、力を見せて引かせるのが手である。
あと邪魔をされて気分も苛立っていた。
もしかするとそれが本音かもしれない…
【逆鱗】と名付けたこの魔法
咆哮は多分これだろうと研究している慶司オリジナル魔法である
空中からの一撃なのだが衝撃などが反対に来るため【竜翼】も展開している
【逆鱗】はその場で先ず風圧魔法で砲身を作る
先ず氷の塊とそれを岩石の膜で被い圧力の魔法で外から遮断、
その周りに土の操作魔法で金属片を出現させ
大量の金属片を温度変化で白く輝くまで燃焼させていく
砲身の後方で爆発を起こす。
金属の高温体と岩石と風圧で守られた水の核を打ち込む
そして爆発である。
爆発のもたらす圧力により金属片の高熱爆弾は発射され
着弾と同時に水蒸気爆発を引き起こした。
アジトの周囲30メル付近が跡形もなく吹き飛んだ。
実際に対象へと使った見た目など何が足りないと思いつつ
帰還をした。
そして幾日か経ったロゲリア
闇ギルドからの連絡が途絶えて初めてアグラⅫは失敗を知った
さらには郊外の一軒の邸宅が吹き飛んだ話を聞き
さらにそれを成したのが狙った冒険者で竜族でさえないと聞き
報復を恐れた王は一晩魘され続けて髪が白くなった。
慶司はというと
魔法の威力についての話をエルと交わして、さらに研究が必要だなと話ていた。
事件の内容、試練の結果通達依頼を記載し
竜聖母へ手紙で報告する準備をして巡回の竜へと渡した。
その時の竜がチョットだけ慄いていたのは……知らない
そしてようやく油絞り機の組み立て終わり
ムーサ宅へ持っていって設置。良質の油を搾るために作業をしてみた
こうして慶司に平穏が戻った。
なんて思うのは甘いですね。
ええ、どういう手を使ったのか……
聖地へ赴かなかったし、忙しくてお土産のお菓子がなかったからか判らないけれど
翌日には金のカードが発行されてギルドが騒然となりましたとさ
しかも討伐金10って嫌がらせかとおもったよ
一応試練を達成したことにしておいて下さいねとしか書かなかった俺に落ち度がある
がしかし、これで特別依頼なんてこなしてみろ街を歩けなくなりそうだ
既に噂で、本人は一言も喋っていないのにも関わらず
「竜族の門番と互角だってよ」
「いいや、門番を吹き飛ばしたそうだ」
「え、俺が聞いたのは守護者と戦って倒したって聞いたぞ」
「いやまさか」
「ああ、伝説のグラディス・フェルト・グラニエスでさえ聖地の門番相手だろ」
「いや、しかし評価がオールS+クラスでギルド代表が後ろに倒れたらしい」
「おいおい通常で一つSがありゃ金って話だろ」
「ああ、だから金10なんてランクが授けられたっていうぜ」
「これは是非手合わせして…いや教授願わねば」
「いや、この話を赤竜の特攻隊長がきいてリヒトサマラへ走ったとか」
「白龍騎士団はスカウトを送ったらしいぞ」
「白銀の翼ってチームなんだろ」
「それがたった3人でチーム登録してるらしいぞ」
「俺は弟子がいるって聞いた」
などなど、慶司のいるリヒトサマラのみならず大陸全土で噂や憶測が流れていた。
「ッフッフッフ流石我が主様よ」
「ちょっと暫くはギルドに近づけないにゃ」
「す、すまない、代わりと言ってはなんだがこっちの作業を手伝ってくれ」
皆、噂が事実かどうかなどという部分は、
面白可笑しく伝えるもので、
大体において真実を語らない物なのだが、
全部事実か事実より下なのが問題であった。
慶司達はしばし油絞りに没頭することになる
お蔭でいい油が手に入り髪がつやつやじゃ、
この油はよいですね、これはいいにゃ、など
女性の知り合いが喜んだのは嬉しい話であった
最初慶司は種を洗い、磨り潰し、蒸して練って、布巾を使って絞っていた。
これが機械が来て、どちらの方法が優れているかとなった時に考え方を変えてみたのだ。
種を洗うのは変わらない、ここで汚れは完全に除去する。
次に磨り潰しだが、これを螺旋機械でやった。
そして潰した物をかなり多めの水で煮る。
水分を大量をもったまま圧力絞り機に入れて水ごと油を抽出。
油分のみを取り出してろ過してみたら質の良い物ができたのだ。
これで一つの事業になるなと以前計画していた研究所を立ち上げることとなった。
ちょうど金認定の事で外を出歩かなくなっていたからムーサのところに3人とも入り浸りである。
実際誰を雇っていこうかという話をしているときに嬉しいお客がやってきた
「こんにちは」
「失礼しますムーサ様にお目通りを」
「テュルルラタッター、えと、はじめまして」
「失礼いたします」
ムーサ宅を訪ねて来てくれたのはチェルシー一家とエロアさんだった
「おう、あがってきな」
「失礼します、あの娘を助けて頂いた際に体を直したら此方で出来る事があれば手伝って欲しいとお聞きして参上したのですが」
「ええ、娘の事を助けて頂いたので是非ご協力をさせて頂ければ」
「えと、わたしもてつだうよ」
「私も手伝える事がありましたら…」
「おーい慶司、客だちょっとこっちこい」
「え、はい、あチェルシーちゃんにマーサさんエロアさんまで…と」
「拙者、チェルシーの父親でトリアと申します、やはり貴方でしたか」
「えーと申し訳ありません何処かでお会いしましたか」
「ええ、大森林地帯で一方的に拙者達が監視警護の任についていただけなのですが、
最初の担当で差し入れの魚と肉を頂いたのが拙者なのです」
「ああ、なるほど一番最初の方ですか、わからなくてどうしようかと悩んだんですよね」
「いや、あの監視に気付かれたなど、今までなかったこと、空を行く竜族ぐらいでしたよ。
そしてウィルハチュラを単身で倒した猛者で近頃来た冒険者に助けて貰ったと妻に聞いて、これはと思っておりました。何か拙者や妻でご恩をお返しできるなら何なりとお申し付けください」
「チェルシーちゃんを助けた時にもお伝えしましたが、
あれは本当に草の精霊のお蔭でしたし、
自分は通りがかって助けたというだけです。
ですので、此処でやっている事にお手伝いを頂ければ助かる。
といった程度でして」
「ちなみに何を作られるのですか」
「油の製造とその先に石鹸の製造を視野に入れてます」
「ちょうど今、別の油が出来たばかりなんですが見てみますか」
「ええ」
「この機械を使い実を潰し、
此方の機械では茹でた練り物から油と水を押し出します」
「これをな、いま研究所という形で立ち上げる話をしてるんだ
どうだトリア、マーサ、エロア、職員として雇われてみるか
待遇は今までどおり、知識も役に立つぞ
ゆくゆくは商会にするかギルドを作るから守人での信頼などもいい助けとなろう
なに、この金10持ちと後ろにムーサと竜聖母もついてシルフィまでセットだ
安心して務められるぞ」
「私達で宜しいのですか」
「拙者など只の守人ですが」
「いやいや、守人の取り仕切りは実際にはそなただし、マーサにエロアは薬剤師だ」
「わたしもてつだうよ」
「ああ、嬢ちゃんも手伝いをたのもう」
「チェルシーだよ、それとたすけてくれてありがとうおにいちゃんお嫁さんになってもいいよ」
「ッハッハッハだってよ慶司」
「いやいや、笑ってないでくださいよ、チェルシーちゃん、すまないが…奥さんがいるからお嫁さんは無理なんだ、だからお父さんとお母さんのお手伝いをしてあげてくれると嬉しい」
「そっか、ざんねんだけどしょうがないからそうする」
「我の主様を見る目があるとはチェルシーは大物を捕らえるやもしれぬな」
「うん、がんばる、さっきそこのお庭からも草の精霊さんが、がんばれっておうえんしてくれたの」
「ほう、この年で草の精霊の声をきくか、ほんとに大物になるな」
「では拙者は守人の任を引き継ぎましたら再度お伺いいたします」
「私も薬剤ギルドへ引継ぎの件を済ませてまいります」
「私も引継ぎしたらこさせてもらいますね」
こうして研究員があつまり更に人を集めてアロエ入り石鹸と醤油、味噌、茶、紅茶が開発されていく事になった、石鹸は泡立ちよりも肌に優しい物をと作られて匂いも数種類用意され石鹸の革命を起こしリヒトサマラの新たな輸出品となった。醤油、味噌とこの二つはリヒトサマラと一部獣人の間でのみ流通するのだが主食のご飯にあうとして重宝され食文化を築く事となる。茶と紅茶は生産性が悪く高価な品である事は変わらなかったが大陸全土に広まり徐々に庶民にも受け入れられていく事になる。