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11/26

-11- 物

 物に対して感じる価値は人それぞれで違います。ある人は二束三文だな…と思われるだろうし、こ、これは…と言い値で買われることでしょう。^^

 蘇我(そが)は新しい物に対しては無頓着で、あまり価値を感じない性格だった。新しい物よりも古い物の価値を重視し、蘇我の暮らしは古い物で溢れ返っていた。傷めば修理し、蘇我はそれで満足した。一方、物部(もののべ)は新しい物好きで、物部の周りは煌(きら)びやかに輝く新しい物に溢れていた。どちらが是で、どちらが非かは別として、蘇我は慎(つつ)ましやかな暮らしで、物部は贅沢(ぜいたく)な暮らしを続けていたと言える。

 やがて、物部氏は蘇我氏と協調した厩戸(うまやどの)皇子(みこ)によって滅ぼされる訳です。^^


                   完

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