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登場人物設定

色々細かく決まってたんですが、短編にした関係で全く出てこなかった設定があります。


アリシア(公爵令嬢)

 金髪碧眼の美人系美少女。グラマラスな体形で背が高めで、ヒールを履いて167ぐらいにはなる。

 ゲームではライバル令嬢。ちくちくと嫌味を言ってはプレイヤーのヘイトを集めていくが、実際には前述した隠しパラメータで不足している項目を教えてくれるお助けキャラでもある。

 有志によってそれが判明してからはツンデレキャラとしての人気を確立するものの、それでもやはりうざいものはうざい。王子ルートと兄ルートでは彼女に挑戦するミニゲームが追加される。

 中の人は都内で暮らす社会人経験のある成人女性。日々の癒しとしてくだんの乙女ゲームをプレイしていた。推しは王子と兄。暇つぶしを兼ねていたので課金せずにちまちま進めていたため、ほぼ無課金(たまに公式へのお布施代わりにイベントアイテムを購入程度)で王子を攻略した。ありがとうwikiとか更新してくれている人柱の皆さん! ゲーム中最難関の王子をはじめに攻略対象に選んでしまったため、他キャラの攻略はあまり知らない。

 アリシアに転生して王子の婚約者になったときは喜んだが、割合すぐに「この完璧超人を自分が支えていかないといけないのか」というプレッシャーにスンッとなった。王子攻略に必要なパラメータの高さは、この忙しさに比例しているんだな。と、思ったとか。


ロザリー(男爵令嬢)

 明るい茶髪に緑の瞳の可愛い系美少女。背は平均的で154センチぐらい。小柄。いろんな意味で小柄。

 ゲームのヒロイン。教会付属の孤児院で育つが、学園入学の前年に祖父だと名乗る男爵に引き取られる。彼女の母親が男爵令嬢だったのだが駆け落ちしてしまったという。祖父である男爵はずっと娘の行方を探っていたのだが、それが判明した時には娘もその夫も亡くなっており、忘れ形見の孫娘ヒロインだけが残されていた。

 男爵は娘の相手を認めなかったことを悔い、ヒロインを引き取ったのだ。なお父親もごく普通の人物であり、ヒロインサイドに薄暗い事情は一切ない。

 彼女は男爵令嬢として学園に入学し、そこで自身を磨きながら誰かを特別に思い、そして自分も誰かの特別になる。決して離れることはない唯一無二の存在に。……と言うのが基本的なゲームストーリーである。

 中の人は地方在住の社会人経験のない成人間近の女性。「私可愛いから働かないでいいの」とリアルで言ってしまうような人物で、実際かなりの美人であり、実家も地方ではかなりの資産家であった。くだんのゲームは友人(見下し要員)がプレイしていたのでなんとなくマウントの道具にするためにプレイ開始。初めから高額課金をして行くプレイスタイルのため、ゲームの細かい仕様とかは理解していない。

 金の力で全キャラそろえて「これ詰まんないから飽きちゃった。データ売ってあげようか?(ニヤニヤ)」をしたら可哀そうなものを見るような目で見られてしまい、気分を害したことがある。(多分ゲーム運営サイドにはいいお客さんだったと思われる)

 記憶を取り戻した直後は混乱したが、あのスキップできない謎仕様のプロローグのおかげで自身の状況は理解できた。

 なお、生前も資産家令嬢であった彼女の生活と、男爵令嬢としての生活はそこまで大きな違いがなかったため(多少不便さは感じるが)アリシアの中の人ほど混乱はしなかった模様。

 キャラクターも中の人も基本スペックが高いので多くの攻略対象やそれ以外の男子生徒も攻略出来たのだが、あと一歩足りなかった。断罪やざまぁをするつもりはなく、ごく普通に自分が王子に選ばれるものだと思っていた。だってゲームではそうだったから。(課金の力です)



ヴァーシル(王子)

 舞台となる王国の第一王子。銀髪に青い瞳、端正な顔立ちにいつも柔和な笑みを浮かべているような人物で、アリシアの中の人曰く「完璧超人」。ダンスの名手として国内外で有名である。

 そのためか、ヒロインに求められるパラメータは全攻略対象でダントツトップ。無課金で攻略して三か月ほどかかる。(他キャラは無課金でひと月もあれば特定条件クリアまで行ける)しかもアリシアの中の人は特定条件がクリアできず、さらに三か月かけて再プレイしたといういわくつきのキャラクターである。

 誰にでも優しく、誰にでも公平な王子は、結局誰もどうでもいいだけだった。ヒロインと出会い、「自分にとって特別な存在」にあこがれるようになる。と言うのが王子ルートの基本である。ヒロインは王子の「特別」になるために血のにじむような努力が必要になり、山ほどのミニゲームクリアが課せられることとなる。

 ちなみに求められるパラメータが高すぎるうえ、そこに行きつくまでにおおよそ他の攻略対象の必要要件はクリアしているため、少しでも選択肢を間違えると他のキャラとのエンディングに移行してしまい、「君には特別ができたんだね。私にもいつか、特別ができるといいな」という切ない笑みを浮かべられてしまう。

 なお、他キャラクターとの好感度を一切上げていないと「人脈」パラメータが足りず、王子とのノーマルエンドである。アリシアの中の人は最初はこのルートだった。その際のセリフは「お互いに特別ができるといいな」というセリフであり、「ヒロインは眼中にも入ってませんってことですよね、これ!?」とアリシアの中の人が崩れ落ちた。(それもあってアリシアの中の人は転生後に死に物狂いで頑張ったというのもある)

 現実世界の人物となる彼はアリシアが頑張っているうちに、彼も彼でその影響を受けつつも努力をし、彼だけの特別な誰かを見つけていた。アリシアが努力しなければ彼も特別を探す努力はしなかったかもしれない。もちろんアリシアもいずれ家族になる相手として大切に思っているが、かといって「特別」になりうるかと言うと、アリシア中の人が漏らしていたように、全部を彼女一人で担うには荷が重すぎるほどにハイスペックな人物である。


アルバート(公爵子息)

 アリシアの兄で、七つ年上。現在は王宮で宰相の下で働いている。ヴァーシル王子の側近である。王子の好感度をある程度上げておかないと解禁されないキャラなのだが、アリシアの中の人はうっかりアルバートルートに一回ってしまった後にwikiを熟読した。(二度と行かないためだが、彼のルートは王子を補佐する立場になるため、それはそれで王子ファンに人気が高い)

 なお、七年前の隣国王太子の騒動の時は当事者の一人であり、そのつながりでハシャート男爵家の少年を紹介した。

 妹との間は友好関係にある。と言うよりも妹は幼いころから王子に嫁ぐことに決まっていたため、ある程度の線はひかれていた。本来ならばそれを寂しく思い、実際幼いころのアリシアはそうだったのだが、中の人がインストールされた結果、(意識としてもともと赤の他人であるので)違和感が消えた模様。


ユーラ・ハシャート(男爵子息)

 作中にもあるように小さな地方貴族出身。領地は小さな村一つだけという状態であるがなぜか踊りには目がない家系として時々歴史に名前が上がる。

 七年前の学園卒業パーティで、特別ゲストとして招かれた隣国の王太子がアルバート達のダンスを見てこき下ろした際に、「じゃ、あんたが私と踊ってよ」と、颯爽と現れて王太子に途中でフォロー(女性役)をさせ、さらに彼女のダンスにほれ込んだ王太子が国に来てほしいという懇願を切って捨てたという。それによってふたたびハシャートの名前は中央貴族の口に上ることとなった。

 ユーラはその彼女の十歳年下の弟で、ダンスの名手であるヴァーシル王子にあこがれていた。……のを、七年前の騒動で知り合いになったアルバートが少年の姉から聞き及んでおり、せっかくだから会わせてみたところ、今回の件につながった。

 彼のダンスに何よりほれ込んでいたのがヴァーシル国王自身であり、彼のために数多くの舞踊が生み出され、王宮舞踏文化が、そしてそれに伴う音楽文化が花開くことになるのだが、それはまた別のお話。

 少年自身は田舎の貧乏貴族出身のどこにでもいるおとなしい性格の少年。ただし踊りに関してだけは目の色を変えてくる。なお、彼がアリシアの名前を挙げたのは、彼女のダンスは彼女の努力の時間がわかるほど基本に忠実なものであった事も理由の一つ。兄であるアルバートは「才能もセンスもあるけど、好みじゃない」と姉弟に評された。


ルルーナ(伯爵令嬢)

 アルバートの婚約者で、アリシアと同い年。学園卒業後に正式に結婚する予定。花のように可愛らしい容貌の女性。ゲームでは未登場。


セオドア(攻略対象)

 伯爵家嫡男。眼鏡をかけた黒髪の理知的な青年。同じ伯爵家の令嬢サリアと婚約関係にある。

 いわゆるインテリ眼鏡枠。令嬢を小バカにした態度をとっているが、ヒロインが学力で彼に勝つと一目置くようになる。好感度を上げるパラメータが「学力」一点集中なため、攻略しやすいキャラである。

 なお、この学園の数学が科学は大体中学生程度なので、中の人たちにしてみれば彼に勝つのはさほど難しい話ではない。ただそれ以外の会話までインテリジェンスかと言うとそういうわけにはいかないため、ヒロインが失敗した要因の一つである。


ルッツ(攻略対象)

 大きな商家の三男。ふわふわの茶色い巻き毛の可愛い系の美少年。子爵令嬢のカリーナと婚約している。二面性のあるドエス枠。パラメータの学力、体力のほか、ゲーム内通貨を一定量集めないと好感度が上がらない。ゲーム内通貨は基本的に繰り越しなので、主に二週目以降に攻略されることが多いキャラ。

 卒業後はロザリーから逃げるように子爵家の領地に旅立った。だってあの女、絶対めんどくさい。

 実のところ、彼は庶民出身なので一番ロザリーの中の人と感覚が近く、婚約者に対しても割合うまく立ち回っていた。それこそロザリーは「遊び」相手である。


ディオン(攻略対象)

 伯爵家嫡男。騎士団長の息子。熱血バカ枠。好感度対象パラメータは「体力」一点である。彼は彼でそれなりのドラマがあり、ファンも多いのだがきっと語られることはない。

 ただ現実として彼の好感度を上げるためには貴族令嬢としてはかなりの体力勝負になるため、ヒロインの中の人にはあっさりと見切りをつけられた。


パーシル(攻略対象)

 子爵家次男。一番最初にヒロインが出会うことになる攻略対象で、各パラメータをある程度上げておき、選択肢をよほど間違えなければ普通にグッドエンドを迎えることができる。いわゆるチュートリアルキャラではあるが、ルッツとはまた違った可愛い系のキャラであるため、ガチ勢も多い。その反面、ヴァーシル王子が完全に上位互換キャラともいわれ、記憶に残っていないプレイヤーも多い。アリシアの中の人もその部類である。

 なお、多くのイベントを課金の力でスキップしたヒロインの中の人にも完全に忘れられていた。


ジャスミン子爵

 ゲーム内では完全にモブ。26歳の貴族の青年。今回のパーティの結果いろいろと騒動に巻き込まれることになるのだが、それはまた別の話。


ここまでお読みいただきありがとうございました。

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