## 第12話「世界樹への道」
# 『この世界で魔法を使えるのは俺だけだったが、守りたいのはたった一人の笑顔だった』
## 第12話「世界樹への道」
王都を出発したのは三日後だった。
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リリアの両親が生きている。
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その事実は、彼女の心を大きく揺らしていた。
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「緊張してる?」
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街道を歩きながらカイが聞く。
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「……少し」
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リリアは素直に答えた。
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「会ったら何話せばいいか分からない」
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「会いたかったって言えばいいだろ」
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「そんな簡単じゃないよ」
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「そうか?」
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本気で不思議そうな顔。
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リリアは思わず笑ってしまう。
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「カイって本当に変」
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「よく言われる」
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いつものやり取り。
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それだけで心が軽くなった。
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しかし。
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その日の夕方。
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事件は起きた。
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森の奥から金属音が響く。
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ガキィィィン!!
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剣と剣がぶつかる音。
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「戦闘?」
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カイの顔が変わる。
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「行くぞ」
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「うん!」
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二人は森へ駆け込んだ。
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そこにいたのは。
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一人の少女だった。
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長い金髪。
尖った耳。
緑色の瞳。
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エルフ。
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しかも。
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かなり美人だった。
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「おぉ……」
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カイが思わず声を漏らす。
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リリアが無言で脇腹をつねる。
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「痛っ!」
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「見すぎ」
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「見てない!」
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「見てた」
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即答だった。
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その間にも戦闘は続いている。
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少女は一人で十数人の盗賊と戦っていた。
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しかし。
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明らかに不利だった。
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肩から血が流れている。
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「囲め!」
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「逃がすな!」
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盗賊たちが叫ぶ。
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少女は歯を食いしばる。
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「くっ……!」
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限界だった。
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そして。
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一人の盗賊が背後から斬りかかる。
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「危ない!」
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リリアが叫ぶ。
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少女が振り向く。
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間に合わない。
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その瞬間。
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カイが前に出た。
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「おっと」
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盗賊の剣が止まる。
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空中で。
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まるで見えない壁にぶつかったように。
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「なっ!?」
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盗賊たちが固まる。
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カイはため息をついた。
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「集団で女の子一人襲うなよ」
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「情けないだろ」
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盗賊たちが後ずさる。
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嫌な予感がした。
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なぜか。
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この男だけは危険だと。
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「てめぇ!」
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盗賊の頭目が叫ぶ。
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「何者だ!」
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カイは少し考えた。
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そして。
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笑った。
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「ただの旅人だ」
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リリアが横で呟く。
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「嘘」
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「ひどくない?」
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その直後。
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盗賊たちはまとめて吹き飛んだ。
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数秒で終了。
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森が静かになる。
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エルフの少女は呆然としていた。
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「……今の何?」
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「俺もよく分からん」
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本音だった。
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少女はさらに困惑する。
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意味が分からない。
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圧倒的な力。
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なのに本人が一番理解していない。
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そんな人間初めて見た。
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「助かった」
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少女は頭を下げた。
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「私はエルフィナ」
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「エルフィナ・ルミナス」
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優雅な礼。
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さすがエルフ。
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絵になる。
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「カイ」
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「リリア」
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簡単な自己紹介。
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そのとき。
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エルフィナが突然固まった。
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「……え?」
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カイの名前を聞いた瞬間だった。
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「まさか」
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「カイ・セレス?」
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嫌な予感。
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カイが顔をしかめる。
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「またそれか」
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最近よくある。
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名前を言うと空気が変わる。
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だが。
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エルフィナの反応は違った。
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恐怖ではない。
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驚き。
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そして。
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期待。
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「本当にいたんだ……」
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小さく呟く。
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「伝承の人」
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「伝承?」
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カイとリリアが同時に首を傾げた。
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エルフィナは真剣な顔で言う。
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「世界樹の里に伝わる予言」
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風が吹く。
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森が静かになる。
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「"空から来た魔法使いが、世界の運命を変える"」
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カイが固まる。
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「嫌な予言だな」
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「めちゃくちゃ本人っぽい」
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リリアも同意した。
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エルフィナは思わず笑う。
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そして気付く。
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この二人の空気が、とても心地いいことに。
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その瞬間だった。
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世界樹の方角から。
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再び黒い光が空へ伸びた。
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今までで一番大きい。
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嫌な予感が全員を包む。
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「急がないと」
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エルフィナの表情が変わる。
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「世界樹が危ない」
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カイは拳を握る。
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リリアは胸を押さえる。
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両親がいる場所。
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そして。
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世界の真実が眠る場所。
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旅は次の段階へ進む。
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## 第12話・終わり
### 次回
## 第13話「嫉妬する聖女」
旅の仲間になったエルフィナ。
しかしリリアは初めて知る。
"好きな人が他の女の子と仲良くしているのを見る苦しさ"を――。
そしてカイは全く気付かない。もちろん。




