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チート魔術師と神を斬る男  作者: 化原優介
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38. 後処理と世界のシステム

遅くなりました...約1ヶ月ぶりの投稿です.......。

「...何で俺は戦えないのかねぇ。なぁ、何でだと思う?コン」


「あ...それは....その......すみません」


「うん。お前だよな?俺は、いい加減コイツの性能を正確に把握したいんだが?なぁ、戦わせろよ?なぁ?」


「ま、まぁ!その内神と戦うんですからね!?それに、戦えますよ!いつか」


うわぁ~.....ブイさん、そんなに戦いたかったのかぁ...。

もう、昼頃かぁ。朝からずっと言われてるもんなぁ。長いなぁ。


「まぁ、その辺にしといてやれ。魔人が動いたんだ。嫌でも嫌でも戦う事になるだろう」


「リオさん...」


助けてくれた!あのリオさんが!凄いよ!


「その時に、働かせれば良い」


......リオさんは悪魔だ。この人こそ討たなきゃいけない人な気がしてきた。


「コン、顔に出てるよ?」


「え、ほんと?」


ディーネが来てくれたぁ。これでブイさんから解放される。


「...なぁ、ブイ。顔に出てるか?」


「...出てないんじゃねぇか?少なくとも、俺には出てないように見える」


「....そうか。リア充を見てイライラするというのはこう言うことを言うんだな」


「多分、少し違うけどな。でも、コンには爆発も効かないだろうからな。...あぁ、余計にイライラしてきたな......!」


リオさんとブイさんは何を言っているんだろう?まぁ、それよりディーネが来た理由を聞かないと。


「ん?来た理由?」


「...うん。そう。理由」


ディーネに隠し事は絶対に出来ない。いやしないけど。でも、いざというときは邪魔だなぁ。まぁ、いっか。理由理由。


「えっとね。リオさんに用があるっていう女の子が来てるんだけど」


「...?.......あぁ、来たのか。全員呼べ。コイリーフの主要メンバーをな」


「...まぁ、向こうの言葉については教えたから良いけど」


リオさん、もうちょっと自重しましょうよ。こっちでは通じない可能性があるんですから。メンバーって。もう。

....................よし、王都にいるコイリーフの皆には伝えた、はず。


「よし。あいつは...あっちか。行くぞ」


「何をするんですか?」


流石ディーネ。僕の聞きたいことを的確に聞いてくれる。そこに痺れる憧れ...はしないか。うん。


「この世界について、皆に知ってもらいたい。これから会うやつは、それについて知っている」


「...神の内の誰かですか?」


「間違ってはいないが、コンの思ってる神とは違う」


...つまり、僕が知ってる神。闘神達ではない、と。


「まぁ、詳しい話しは向こうでな」


どんな存在なのか、少なくとも、敵ではないはずだけど。

それも、向こうについてからだね。








「やぁやぁやぁ!始めましての方は始めまして!会ったことのある人はお久しぶりです!皆の神様が来ちゃいましたよ~♪」


何処かで見たような...記憶が曖昧だなぁ。気のせいなのかな。

でも、神、か。

あの神とは違うんだろうけど...何というか......


「なかなかの駄女神っぷりだろ?」


「あ、鈴...リオ君酷い!私、怒ってます!」


「後で飯を食わせてやるよ」


「リオ君、大好き~♪」


(ちょろい)


リオさん...強く思ったことは僕にも分かるんですからね。感情が凄く伝わってきましたよ。ちょろいって。


「まぁまぁまぁそれはそうとして。私も暇だから来たわけではないんだよ?」


「まぁ、そんな理由で来てたらお仕置きだけどな」


「それは是非とも遠慮させて欲しいけど...。今日はね。皆にこの世界のシステムについて知って欲しくて来たんだよ」


システム...魔法とかの事かな。

いや、それよりまず、この人誰?僕の記憶は、向こうの世界とここでのコンとしての記憶だけだから、リオがこっちに来てからの記憶はないんだけど。


「そだね。まずは自己紹介を。私は、リオ君やブイ君の世界の神さ。人間が新興している神じゃなくて、地球を管理している神」


地球を管理......管理.............え、


「駄女神って、そこにも働いちゃったの...?」


「コン君だよね?それを言わないで!私としても後悔してるんだからぁ!ちょっと目を離した隙に干渉を受けるなんて思わなかったの!まして破壊されそうになるなんて本当に思わなかったの!」


......うん。駄女神なんだなぁ。


(だろ?まぁ、こんなのでも、魔法じゃあお前に勝ってるがな)


流石神。駄女神でもチート。


「あ、そだ。先に言っておくと、地球で人間に新興されて生まれた神達に呼び掛けて、破壊を遅らせて貰ってるから。あんまりもたないけど」


「どういうことですか?破壊を遅らせてるって」


「え~と、ディーネちゃんだね。あの子達、ここの神よりは弱いけどそれでも神だからね。全能だとかそんな神もいるから、その力で干渉を防いでもらってるの。ここ数万年神が姿を見せてないのはそのせいだよ」


いや待とう。数万年?

...そんなに前から始まってたの?


「あ~。こいつらには寿命がない。そういう奴等のちょっとは俺達の数百年、って事はざらだ。人間からすれば長くても、こいつらからすれば少し考え事をするくらいの時間でしかないんだよ」


なるほど。......いや、流石に長くないかな。と言うことは、あの龍帝、かなり鈍感ってことになるけど。使えない。全くもって使えない。


「まぁ、戻そうか。この世界のシステム。つまり、この世界の鉱物や魔法。これはここの神が作った。だから、本当は効かないんだよ」


......え?


「いや、でも僕の攻撃は効いてましたよ?」


「それは、君の特性だね」


特性?


「君は、半分だけど異世界の人間だからね。魔法も、少し違うみたい」


「魔法が違う?」


「そそ。そうだなぁ...。君が最初に魔法を使ったとき、詠唱はした?」


...最初ってことは、お母さんに教えて貰ったとき。水の玉を作った時だから.......


「してないですね。イメージで出来ました」


「でしょう?でもね、この世界の人は初めから詠唱無しとはいかないんだよ」


そうなの?でも、何で?


「何故か。それは、その属性についてどれだけ知ってるかの違いだよ。この世界の人は、ただ水は水である。で止めちゃった。でも、リオ君の所は、その水は何で出来ているのかって所まで調べちゃったの」


「何で、出来ているか」


「そう。君は無意識だったかもしれないけど、それを応用したの」


無意識で、出来るものなのかな...


(簡単な事なら、俺がまだ小学生の頃に習ったからな。それを完全に忘れてさえいなければ、可能だろう)


なるほど。それで。


「この世界の人は、自分の魔力を水に変えてる。だから、純粋な水ではないし、作った分だけ魔力も減っちゃうんだ。でも、君は空気中にある水素を集めてる。まぁ、君はそこで終わっちゃってるから駄目なんだけど」


「駄女神が人に駄目と言うな」


「う...コホン!えー。コン君は、魔力で水素を集めてるんだけど、集め終わった魔力はそのまま捨てちゃってるんだよ」


魔力を捨ててる?う~ん。何か、良くわからないけど、勿体無いってことは分かる。


「まぁ、それは話が終わった後に教えてあげるよ。まぁ、この世界のシステム外でやったからコン君の魔法は通じたんだね。このように、この世界の神を倒す気なんだったら、この世界のシステムを使わないこと。特に、転移者ね♪」


「え、自分達もですか?」


「そそ♪君達は、無理矢理連れてこられたんだよ。で、リオ君とブイ君が集めて新たなスキルに上書きしてるんだけどね。だから、上書きしてない転移者は危険だよ~!.....転生者は、私が特定してるから、成長して記憶があるようなら上書きするけどね」


...僕は、リオさんの記憶っていうか、異世界とここのハーフみたいな感じだから、神に攻撃が通じる。転生者達は、ここの神に手を加えられた状態だから効かないけど、リオさんやこの駄女が...神が手を加えれば、それで攻撃が通じるようになる、と。

じゃあ.......


「手を加えた奴等は何をしているのか。それは、魔王達の大陸で、魔王共々戦力強化をしてもらってる」


「転生者はともかく、転移者は平和馴れしちまってるからな。それじゃあ、いざってときに戦えないし、敵に情けをかけられても困るからな」


「この大陸の上の、魔王の大陸で、ですか」


それはまた...何というか.......


「私自身、あそこで生活していたから分かるが...平和馴れした人族には、魔王と、というのは厳しいだろうに」


それもあるけど...


「確か、あの大陸って、凄く苛酷だったんじゃ.......」


そう、それ。流石ディーネ。


「まぁ、大陸全体が苛酷と言うわけでもない。俺がこっちに来たとき、最初向こうの大陸スタートだったからな」


「...基準がおかしい」


何というか...もういいや。


「他に聞きたいことはある?」


.......何か忘れてる気がするけど、思い出したときに聞こう。


「...無いみたいだから、今日は終わり!じゃあ、解散!...リオ君、料理を作っておくれ♪」


「...はぁ、厨房借りるぞ」


あれで、神.....。

.......いや、数日後に獣人が来る。その準備をしなきゃ。


「キャー!リオクンノ エッチー!」


「ブッコロスゾテメェ!!!マチヤガレ!」


準備を...しなきゃ....

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