表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
チート魔術師と神を斬る男  作者: 化原優介
38/50

31. 金銭問題と解決法

「コ~ン!!!」


「うううわぁ!?ななななんでふか!?」


龍帝と契約してからもう1週間が経ち、リオさんもいなくなったある日。

僕の一日は、ブイさんのモーニングコールで始まった。

びっくりして僕の返事はおかしなものになったけど。


「コン!」


「き、聞こえてますから!すぐに準備しますから朝食をとる所で待ってて下さい!」


「わかった。急げよ?」


.......行ったかな?


「ブイさん、どうしたんだろう?」


あれかな?早く王都に自慢しに行きたいのかな?いや、でもまさかブイさんに限ってそんなはずはないよねぇ。


「まぁ、早く行こうか」






「やっと来たか、コン」


「はい。で、どうしたんです?」


「あぁ、実はな.....っと、その前に、飯食うぞ」


流石。食べ物を粗末にしないブイさん。

まぁ、そこまで重大すぎる案件ではないのかな。

皆静かに食べ進めていく。

...あれ?ちょっと食事が.......


「さて、食い終わったか?」


「あ、ちょっと待ってください」


急がないと。でも、ブイさんの前では味わって食べないとうるさいしなぁ。


..............よし。


「さて、この場を借りて報告させてもらう」


「はい、どうぞ」


ブイさん、何回も深呼吸してる...そこまでの事なのかな?


「まぁ、あれだ。一言で言うと、金が無い」


「金?」


まさか、そうきたか...


「ブイ、お金がないとは、どういうことだ?」


「アル、説明はする」


ブイさんの説明が始まった。

纏めると、

龍帝を倒すために多くの魔族を戦場に出し、その褒美として金を払った。結果、金がかなりピンチ......ということみたい。

具体的には、1つの村位しかないらしい。


「とまぁ、かなり危ない状況だ。そこで、1つ提案がある」


「何ですか?」


ディーネが不思議そうに質問をする。...首を傾げて考えてるディーネも可愛いなぁ。


「コン、聞いてるか?」


「聞いてますとも。続けてください」


危なかった!本当に危なかった!聞いてないっていうと、ブイさんに作ってたあげたあれで射たれるからなぁ。


「俺からの提案は、ここの何人かが、王都で冒険者をやることだ」


「.......あ、なるほど。金稼ぎですか」


「まぁそうだ。ここにいるのは、そこらの冒険者には負けないような強さを持ってる奴等ばかり。特に、リュウジとミノリは既にSランクだ。戦いの勘を忘れないようにも出来て、一石二鳥だ」


..........確かになぁ。でもなぁ。僕のランク最下位なんだよなぁ。

それに、魔族や魔物を狩るんだから、結構厳しいんだよなぁ。


「ブイ殿、魔族を狩る時は、北の魔族を狩るしかなさそうであるが.......?」


「あぁそうだな。まぁ、魔族を狩る時はな。別に、魔物狩りや護衛もあるんだから、それをやれば良い。ついでに、良い人材がいれば、ここに連れてくれば良いし、気に入ってもらえば住民が増える」


.......ん?北ってなんで?というかスルー?まぁ、いいか。


「で、誰が行くんですか?」


「まず、魔族が行くのは不味いからな。人族か闘族、エルフとウンディーネ族位しか行けない」


「それだけ行ければ充分ですけどね」


僕とディーネ、セルベアさんも行くとして、リュウジさんとミノリさん。ブイさんは、アルさんと一緒に留守番で.......お父さん達かな?


「まぁ、冒険者稼業は、落ち着いてからでも良い。ただ、王都に行くのは明日だ。もう余裕がない。行く奴等を纏めて、俺に見せてくれ。最終判断はコンだが、念のためな」


「わかりました。今日の夕食時の後にしましょう」


さて......誰にするかなぁ。







「と、言うわけで、発表しま~す」


う~ん、これでやっていけるかなぁ。一応、それらしくはしたんだけどなぁ。


「え~、二組に分けました。これです」


皆にも見えるように紙を壁に貼った。


コン、ディーネ

レーラ、ミルズ、セルベア

リュウジ、ミノリ

ダン、ミーチェ


レオールさんは戦士長としての仕事があるので今回はいれてない。


「どうでしょうか?」


「コン、お前、他意はないんだな?」


「え?分けた方がお金を集めやすいと思っただけですけど?あぁ、それと、ミルズ君には強くなって貰わないとですから」


「...まぁ、いいか」


本当は、ディーネと一緒に狩りがしたかっただけだけど。

まぁ、他に新しく人がくる可能性もあるんだしね。いつまでも続くとは思ってないよ。


「じゃあ、僕はセルベアさん達を呼んできます。断られたら、まぁ、勘弁してあげてくださいね?ミルズ君以外は」


「お前は鬼か。.......まぁ、そのあとはゆっくり休め」


よし。いやぁ、冒険者かぁ。楽しみだなぁ。


「コン!一緒に話ながら行こっ!」


「うん、いいよディーネ。一緒に行こう」


あぁ、本当に楽しみだなぁ。でも、やっぱり制限付けて冒険者やっていこうかなぁ。一応王様だってことバレたらやりにくそうだしね。






「じゃあ、皆揃ったから、行ってみましょう!」


結局、ディーネのお父さんのシビアスさんが、お父さん達と行動することになった。何でも、元々同じパーティーで、かなりの強さらしい。.......ディーネもそれを始めて知ったみたいで驚いてた。


「それじゃあ、行きます。皆、予め決めた人に掴まってください。途中で離したら落ちちゃいますから」


王都までは飛んでいくことになった。その方が早いからね。


「よ~し!それじゃあ、出発~!」


どんな事が起きるのか、本当に楽しみだなぁ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ