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チート魔術師と神を斬る男  作者: 化原優介
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22. 王国と個人達の違い

「そなたらが、魔王を捕縛した者達か?」


凄い......。うん。本当に凄いよ。

何かこう......とにかく凄いんだ。

だって。だってーーーーーー

. .

「お〜いお〜い、そんな態度で良いのか?こっちは、魔王を捕縛するだけの戦力があるんだぜ?その気になりゃ今すぐここも落とせるって訳。お分かり?」


リオさん、謁見とかそんな事全然考えて無いんだもん!

王様を見下してるよ!というか脅迫しちゃってるよ!

まぁ、そう言う方針で行くんなら付き合うけどさ。


「貴様!何だその口の聞き方は!」


「黙れ」


「ーーーんんぅ〜!?んー!!」


「声を発するな」


「..............................」


ふぅ。支配系の魔法なんて久しぶりに使ったよ。久しぶり過ぎて、詠唱にもなってない詠唱しちゃったよ。


「......そなたら、魔王を捕縛した証拠は、そこの者か?」


「ふ〜ん?口調は変えない、か。顔を上げていいぞ」


「......お前が人族の王か。それに何だこのカス共は。話にならん」


うわぁ〜。言うねぇ。まぁ確かに?王様の隣にいるあの剣士以外は剣で僕に負けそうな位弱いみたいだけどね。


「あそこの剣士はこの人が相手をするとして、残りは僕が全部片付ける。

うん。やろうと思えば出来るね」


「確かにあいつはそこそこ出来そうだな。はっきり言ってお前の親父さん以上だな。まぁ、関係ないが」


「言っておくが、人族でお前達ほど強いのはいないからな。断言するぞ。

お前達が異常なんだ」


魔王さん、口調が............もういいや!


「お主、散々言われておるが良いのか?」


「王様〜俺に彼奴を殺れと?無理っすよ〜人間の域超えてます。あっちのガキは神級魔法使えてもおかしくないし、最初っからタメ口のあいつは相手がどの種族だろうと、神以外で1対1で負ける事は無いはずですよ〜。そこの魔王が辛うじて俺でも殺り合える位ですかね〜」


............何、この人。剣聖の称号を貰ってるのは確かだと思うけど、例えハッタリだったとしても、読みが正確すぎる。そこまで相手を測ることが出来るって事かな............。

でも、すぐに倒せる。

(コン。言って無かったが、転生者やそれに連なる者達には、スキルというものがある)

............え、何ですか?こんな時に。

(聞け。俺は2つ持ってるんだが、その内の1つに、転生者かそうで無いかを見分ける物があるんだ)

それで?

(転生者、もしくは俺のようにそのままこっちに来た奴がこの城にいるんだ)

.........え、本当ですか? スキルって言うのが、どんなのか分かれば対処も出来るんですけどね。


「王、俺達は自分の国を建てはするが、この王都にも来ることはあるだろう。休暇の時は自由に出入りする事を認めて貰いたい」


「では、その他の時は国賓として扱うということで良いのか?だが......」


「王様、認めた方が良い。この2人倒すだけでもこの国の兵士総動員でなきゃ無理っすよ。しかも、この2人以外にも何人かいる可能性もありますし、そいつ等も俺より強いと考えた方がいい。......とまぁ、馬鹿が頭働かせてみました〜」


この人、全然冷静さ失わないな......やっぱり経験が違うんだろうなぁ。


「用は済んだ。帰るぞ」


この人もある意味凄いよね。僕も頑張ろう。


さて、これで国をつくれるようになったけど、この後はどうしようかなぁ。

(コン、皆に連絡を取れるか?)

ん?取れますけど?

(じゃあ、冒険者組合で今すぐ集合と伝えてくれ)

ダスティさんもですか?

(いや、あれは良い。いざとなった時にあいつは邪魔だ)

分かりましたぁ。

さて、直接話してこないって事は、あんまり知られたくないって事なんだろうしちょっとだけ集中しよう。


{皆さん、聞こえてますよね?今から冒険者組合に集合して下さい。リオさんが何か用事があるそうです}


............まぁ、一方的な連絡だし、充分かな。

連絡終了ですよ?

(悪いな。......よし、お前には話すか)

..............................。

(俺は転生者といって、向こうで死んで何かしらあってここに来た者だ。

それと、転移者もいる。この両名?は、お前達には使えない物を使うことが出来る。スキルだ。例えば、俺の場合2つあって、1つは剣豪。剣をどのように動かせば最良の結果を出せるかが分かるスキルだ。これが無かったら俺は魔王どころか魔物すら怪しくなる。で、2つ目が、転生者と転移者が、半径5km以内にいると分かるものだ。で............。いや、ここまで言えば分かるか)

......つまり、冒険者組合に、そのどちらかがいる、と?

(そうだ)

なるほど............。そういう事ね。それにしても、スキルか......。いいなぁ。


「話は変わりますけど、今回楽に話を進める事が出来たのは何でですかね?」


「ん?決まってるだろ?」


え?決まってる?一体何なんだろう?


「こっち側が個人の集まりで、向こうの情報があり、逆に向こうは王国。下手な手を打てば、自分だけでなく皆がリスクを負う事になる。それを見越した上で、俺が向こうにとっても損になりにくい提案をした。向こうは断って事態が悪化するのを避けたかったんだよ。

ーーーーーーまぁつまり、情報を多く持ち、主導権を握ってた俺達だからこそ楽だったんだ」


少人数と大人数。リスクを考えると、大人数の方が動きにくい。って事かな............。


「さぁ、急ぐぞ。同郷の奴等に挨拶しないとな」


............リオさんらしいや。


よし!どんな人なのか..............................あれ?奴等って言った?


..................あぁ。帰りたい。複数人......。嫌な予感しかしない。

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