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【揺花草子。】(日刊版:2019年)  作者: 篠木雪平
2019年01月
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【揺花草子。】<その2544:思考実験。>

 【揺花草子。】<その2544:思考実験。>


 Bさん「好奇心は猫をも殺すって言いますね。」

 Aさん「言いますね。昨日が犬の話だったからかな?」

 Cさん「ちなみにこの元ネタはイギリスのことわざよ。

     イギリスでは猫は9つの命を持っている、

     つまりそうそう簡単には死なないと考えられているけれども、

     そんな猫でも好奇心が災いして死に至る事があり得ると言うわけ。」

 Aさん「ふむ。」

 Cさん「昔懐かしいゲームボーイ版『魔界塔士Sa・Ga』では

     『しりたがりやは わかじにするぞ』と言うセリフがあったわね。」

 Aさん「昔懐かしすぎる上に良くそんなの知ってますねカトリーヌさん。」

 Bさん「確か阿部さんも好奇心が災いしてお縄を頂戴した経験があったよね。

     道行く幼女の生態を詳しく調べようと付きまとって・・・」

 Aさん「そんな事してないしお縄を頂戴したこともないけど!!?

     超絶びっしょびしょの濡れ衣着せて来るのやめてくれないかな!!?」

 Bさん「好奇心はつまり猫を殺す悪しき存在と言うわけだ。」

 Aさん「悪しき存在と断じてしまうのは・・・。

     好奇心は人々の知識の発展寄与する大きな因子のひとつであるわけだし・・・。」

 Cさん「阿部さんは好奇心擁護派ね。」

 Aさん「擁護派とか否定派とかあるんです?」

 Bさん「そんなわけで、好奇心は猫をも殺すわけですが。」

 Aさん「はい。」


 Bさん「『シュレーディンガーは猫をも殺す』とも言うよね。」

 Aさん「言わないしその猫は死んでいるかどうか

     重ね合わせの状態だよ?」


 軽々しく殺すとか言わないで欲しい。

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