表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺の非日常な日々  作者: 零堵
~二年目~
74/83

~第七十四話~

夏休みも終わり、二学期となった。

俺は、久しぶりに山野辺高校の制服を着て、学校に行く事にした。

うん、約一ヶ月近く着ていなかったせいか、ちょっと新鮮かな……とそう思っていると、同じ制服を着た妹の亜季あき

「お姉ちゃん、学校行こう?」

と言って来たので、妹と一緒に学校へ向かう事にした。

通学路を歩いていると、やたら視線を感じる……

一体何なんだ……? と思っていると、亜季が

「お姉ちゃん、見られてるかも……もしかして、お姉ちゃんの事が好きな男子が? これは気を付けないと……」

とかぶつぶつ言っていた。

いや、この感じだとどう見ても、亜季に熱っぽい視線を感じるのは、俺の気のせいなのか?

そう思いながら、山野辺高校に辿り着く。

学年とクラスが違うので、亜季と別れて、自分のクラス、三年一組に向かった。

クラスの中に入り、自分の席に着くと

「おっはよ~ん、おひさ~まこ」

そう言って来たのは、同じクラスで親友の栗谷美鈴くりやみれいだった。

「おはよう」

「まこ? 宿題全部終わらした~?」

「一応、終わらせたけど? 何? 美鈴は、終わらせてないわけ?」

「う、うん、一教科だけやってなくてさ? だから、お願い! 写させて~」

「……しょうがないな、いいよ」

「さんきゅ~愛してるよ~まこw」

「人前で堂々とそんな事言うなって……で、どの教科?」

「うん、この教科だよ」

美鈴がそう言ったので、宿題を写したノートを美鈴に渡した。

「じゃあ、早速書き写すよ」

そういって、自分の席に戻り、猛スピードで書き上げ

数分後

「はい、さんきゅ~」

と言って、ノートを返してきた。

「うわ、めっちゃ早くない?」

「まあ一教科だけだからね~」

そう話していると、チャイムが鳴ったので、美鈴は席に戻る。

鳴り終わった後、このクラスの担任の朝崎翠あさざきみどり先生がやって来た。

「皆おはよう、今日から二学期の始まりだ、で、宿題だが……今日集めるのめんどくさいから、明日集めると今、私が決めた、あと毎年恒例の開会式で、校長の睡眠魔法の演説があるから、体育館に移動するようにな?」

睡眠魔法って……それって、無駄につまらなくて、眠くなるような事を言うから

そう言ってるのか? と疑問に思ったが、深く考えないようにしとく事にして、

クラスから移動して、体育館に辿り着くと、もう全校生徒が集まっていて、校長の演説が始まった。

「え~今日から、二学期が始まるのじゃ、二学期もイベントを盛り沢山用意してあるので、ちょっと楽しみじゃわい、まあ……夏のひと時も楽しかったのじゃがな……ああ、あの青春の日々をもう一度……とまあ、そう旨くいかないのも現実なのじゃな……」

とか言っていた。

話より俺が気になったのは、校長の頭だった。

まるで若者がしてるみたいに、ロン毛でしかも茶髪に染め上げていた。

どう考えてもあれ、ズラだよな……しかも、異様に似合ってないので、かなり笑える光景となってるんだが……?

まともに直視すると、笑いが込み上げてきそうなので、校長の姿を見ない事にした。

そんな校長の話も終わり、自分のクラスに戻って、翠先生が「あとは何も言う事はないから、もう帰っていいぞ~」とか言っていたので、帰る支度をして、クラスから出る事にした。

校舎から出て帰ろうとすると、校門の前に二人いた。

一人は妹の亜季で、もう一人は

「あ、まこ……会いたかったです」

そう言ったのは、隣のクラスの汐崎美咲しおざきみさきだった。

ちょっと苦手なんだよな……この子

まあ、なぜ苦手なのかと言われると、この子は、俺の事が好きらしく、俺にラブレターをくれた相手でもあるからであって、俺も美咲も異性では無く、同姓なので、普通に考えて、可笑しいんじゃないか?って思えてしまうのも事実だった。

「お姉ちゃん、帰ろう?」

そう亜季が言って、右腕に抱きついてきた。

すると、美咲も

「あ、私も一緒に帰ります!」

と言って、左腕に抱きついてきた。

この子達何してるの!?ってつっこみたくなったが、なんかじろじろと目立っているし、お互いに牽制しているし、何を言っても、無駄に思えてきた。

しょうがないか……と諦めて、されるがままにしとくことにした

移動中、美咲が

「まこ、今度、二人でどっか行きましょう?」

とか言っているし、それを聞いた亜季が

「駄目! お姉ちゃんは、私と遊びに行くって決まってるんです!」

そんなのいつ決まったんだ?って、二人とも互いを牽制しあって

目から火花みたいなものみえるんだけど?

「とりあえず、喧嘩しないの、仲良くできないの?」

俺がそう言うと

「だって、お姉ちゃんにくっ付いてるし」

「いくら、まこの頼みでも、まこと一緒にいたいって思ってますし、出来れば二人っきりで……」

なんで、こう二人の俺に対しての好感度が高い状態なんだ?って思うんだが……

とりあえず、寄り道をして、二人に何か買ってあげると、二人ともよろこんでくれた。

寄り道した後、美咲が「じゃあ、私はこっちなので……さようなら」と言って、美咲が別れる。

美咲と別れた後、亜季が

「お姉ちゃん……私が一番好きだよね?」

とか言ってきた。

それにどう答えろと? と悩んだが、まあ家族なので

「まあ、好きだよ?」

と言うと

「そっか……うん、好きって言ってくれてうれしいよ?」

そう亜季が言ってきた。

家に辿り着き、早めに終わったので、午後は暇になったので、とりあえず、亜季と一緒に、町に遊びに行く事にして、始業式が終わったのであった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ