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俺の非日常な日々  作者: 零堵
~一年目~
40/83

~第四十話~

今回の話に出てくる

舞波学園は

前に書いた、「舞波学園活動記」に出てくる学校名です。

まあ、つまりコラボですね。

冬のある日

俺は、いつもと違う場所にいた。

その場所とは……

舞波市にある、舞波学園と呼ばれている場所である。

事の始まりは、こうであった。

ある日の教室の放課後、俺は帰り仕度をしていると

親友の栗谷美鈴くりやみれいが、話しかけてきた。

「ねえ、まこ?」

「何?」

「明日暇?」

「暇と言っちゃあ、暇だけど……何も予定入れてないしね」

「じゃあさ、明日ね?友達に教えてもらったんだけど、舞波市って所の舞波学園で、文化祭があるらしいの、そこにいかない?」

「いいの?他の学校の者が行ってもさ?」

「いいんじゃない?他の学校って言ったって、一般人と変わらないし?」

そういうもんなのか?と思ったが、まあ暇なので

「わかった、いいよ」

「じゃあ、明日ね?じゃあね、まこ~」

そう言って、美鈴は帰って行った。

そして次の日、家に来た美鈴と一緒に行く事になり

電車に乗り、舞波市にたどり着く。

地図を頼りに進んでいって、舞波学園にたどり着いた。

校舎は、山野辺高校と同じぐらい広く

文化祭と言うだけあって、結構にぎわっていたりする。

「じゃあ、入ろうか?まこ?」

「そうだね」

そう言って、俺と美鈴は、舞波学園の校舎の中へと入って行った。

文化祭と言うだけあって、一般人と学生が結構沢山いた。

あきらかにコスプレ?って感じの人もいて、なんか……楽しそうだった。

俺達は、どこから行こうか悩んで、とりあえず……実践部と言うのを見つけたので、その部屋に入ってみる。

それにしても、実践部ね……

何をする所なんだ?実際……

中に入ると、軍服を着た男が、こう言ってきた。

「ようこそ、我が実践部へ、私がここの部長である、ここで行われる競技は、銃を持って、的を当てる、まあ射的みたいなものである、そしてこれが使用する銃だ」

そう言って、軍服を着た男は、俺と美鈴に銃を渡す。

その銃はよく出来ていて、まるで本物みたいであった。

「まこ、なんか凄いね……」

「そうだな……」

「じゃあ、ルールを説明するぞ?まずこの銃で、的を用意してあるので、それを狙って撃ってくれ、うまく当てられたら、我が部特性マスコットを進呈しよう」

部長と名乗った男がそう言う。

俺と美鈴は、銃を構えて、用意された的に向かって、銃をぶっ放す。

ズガーンと音がして、発射された弾は

まっすぐ飛び、的の枠を撃ちぬいていた。

ちなみに美鈴は、ど真ん中に命中したみたいである。

これって、本物みたいじゃないか!?やばいだろ!?と、思ってしまった。

「おお、どうやら、ど真ん中に命中したらしいな?よし、ならば景品を進呈する」

そう言って、部長は、美鈴にこの部のマスコットを渡した。

「また、チャレンジするか?」

「いや、結構です、行こう、美鈴」

「あ、うん、じゃあ」

そう言って、俺と美鈴は、実践部から出ていく

「なんか凄かったね……まるで本物みたいだったよ?」

「本物なんじゃないかな……銃は……弾は、違うみたいだけど」

「う~ん、そうかもね……それにしても、この人形……リアルすぎて、かわいくないかも……」

「確かに……」

貰った人形を見てみると、確かにリアルで

可愛くはなかった。

「ま、気を取り直して、別のところに行こうか?」

「そうだね、そうしようか」

そう言って、俺と美鈴は、別の場所へと移動する事にした。

次にやって来たのは、喫茶店をイメージした場所であった。

その喫茶店の名前は「コスプレ喫茶、フリーダム」と書かれている。

結構人が集まっていて、特に男が多かった。

俺達も列に並んで、順番を待つ。

そして俺たちの番になり、教室の中に入ると

「いっらしゃいませ~」と、言ってきたのが

黒髪の綺麗な人だった

何故かスーツを着てて、眼鏡をかけているので、女教師に見えたりしている。

でも明らかに胸発育がいいので、俺とは大違いだった。

「あいてる席は、こちらですので、お座りください」

「あ、はい、あそこだって、美鈴」

「あ、ほんとだ、それにしても凄い人気ですね」

「ありがとうございます……おや……」

綺麗な人は、俺を見て、こう言ってきた。

「そこの貴方」

「は、はい?」

「テレビで見た事あるわね?もしかして……芸能人かな?」

「いや……違いますけど……」

「え~?まこは、テレビに出たじゃん?ドラマみたしね~」

「ドラマと言う事は、やっぱりあれね?天空カイザーでしょ?」

「あ、そうですよ?まこは、その天空カイザーのレキ役をやったしね」

「っちょ、美鈴、なんで教えるの」

「別にいいじゃん、隠してなんかないんでしょ?」

「まあ、そうだけど……」

「ほ~そんな有名人が来るとはね?驚いたわ、あ、ちなみに私は、この自由部の部長、斉藤由奈さいとうゆなよ?よろしくね?貴方達は?」

「自分は、南山真琴で、こっちが」

「栗谷美鈴です、よろしく~」

「真琴に美鈴ね、覚えたわ、どう?このフリーダムは」

「色々な服装を着てる人がいて、すごいですね、とくにあのメイド服の子、めちゃめちゃ可愛いです」

そう美鈴が言っていた、そのメイド服を着た子をみると

確かに異様に可愛かった、客の男どもに声をかけられまくっている。

「ああ、あの子?凄いでしょ~?じ・つ・は・ね?あの子……男の子なのよ?」

「ええ、うそ!?」

「ほんとよ、あ、真、ちょっと来なさい」

「何?由奈?」

由奈がそう言うと、真と呼ばれた子が由奈の前にやって来た。

「じゃ~ん、この子、凄い美少女に見えるでしょ?」

「う、うん……凄い」

「ほんと~美少女に見える……ほんとに男なの?」

「男だよ……って、この格好、由奈が選んだんじゃないか、僕は嫌だったのに……」

「別にいいじゃない、かなり好評よ?」

「うれしくない……」

なんか、この人の待遇が、俺の働いている喫茶店、アイライクの店長の弟、東雲玲しののめあきらと似てるんだろな……と思った。

そう思っていると、アニメに出てきそうな

魔女っ子っぽい衣装を着た人がやって来た。

「由奈~人、多くなってきたよ?ちょっと手伝って~」

「解ったわ、由香里、じゃあ行くわね?あ、真、この二人から注文取ってね?じゃあ」

そう言って、由奈は、真琴達から離れて行った。

「はあ……解ったよ、じゃあご注文はなんですか?」

「じゃあ、私はショートケーキで、まこは?」

「じゃあ、自分も同じのを」

「かしこまりました、少々お待ち下さい」

そう言って、真は、注文を取って厨房に行ったのであった。

数分後、すぐにショートケーキ二つがやってきたので

俺達は、のんびりとそれを食べた。

そして、人が多くなってきたので、フリーダムから出ていく。

次に何所に向かおうか悩んで、色々な展示とかを見たり

ライブがあったので、それを見学して

夕方になったので、帰る事にした。

帰る途中、美鈴がこう言ってきた

「まこ?」

「何?」

「今日は、楽しかったね?デート」

「デートだったの……?というか、違うんじゃない?普通男女でしょ?そういうのは」

「いいの、私はまこと出かけるだけで、うれしいんだから」

そういうもんなのか?と思ったが、深く聞かない事にした。

「また、どっか二人で、行こうね?」

「……まあ、いいけどさ……」

こうして、俺のいつもと変わった一日が、終わった。


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