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俺の非日常な日々  作者: 零堵
~一年目~
32/83

~第三十二話~

時間が過ぎて、大晦日

俺は、ある場所に、来ていた。

その場所は、山野辺放送局と呼ばれる建物にたどり着いていた。

なぜ、その場所にいるかと言うと

美鶴みつる母さんが、「番組に出てくれない?」と

言われたからである。

朝起きて、出かける準備をしようと着替えようと思ったら

家に俺の親友の栗谷美鈴くりやみれいが、やってきた。

「まこ、おはよう~」

「おはよう……って、美鈴……何で家に?」

「何言ってるの、美鈴?今日出かけるんでしょ?だから、私も一緒に行こうと思って、来たんだよ?それにしても……まこの寝顔って、かわいいねえ~」

「何、見てるの!?」

「いや~堪能させてもらいました~、あ、着替えるなら手伝うよ?まこ?」

「い、いいよ、自分で着替える」

俺は、すばやく着替えると、母さんと美鈴と三人で、外に出る。

数十分歩いて、山野辺放送局と言う所に辿り着いた。

「そう言えば、真琴も美鈴ちゃんも、ここに来るのは初めてよね?」

「あ、はい、初めてです、まこもそうだよね?」

「まあ、そうかな、ドラマの撮影場所に行ってたのは、山野辺撮影所だし」

「じゃあ。中に入ったら、きちんと挨拶するのよ?それが基本だからね?」

「は~い」

「分かった」

そう言って、俺達は、山野辺放送局に入る。

中に入って、挨拶をして、歩いていると

「うわ~芸能人いっぱいいるね~、すご~い」

「美鈴……楽しそうだね……」

「そりゃ、楽しいよ~、こういうの初めてだしさ~?」

「そう」

「え~っと、私達が向かう場所は……二階ね」

そう言って、三人でエレベーターに乗って、二階に行く。

少し、歩いて、スタジオと書かれた場所の中に入ると

「美鶴さん、お早うございます、待ってました」

と、男の人が話しかけてきた。

「時間は大丈夫ですか?」

「はい、大丈夫です、え~っと、そちらの方々は?」

「私の子供の真琴と、その友達の美鈴ちゃんです、美鈴ちゃんは、見学でよろしいですか?」

「そうですか、じゃあ、OKですね、真琴さん、控室に案内しますので、準備してきて下さい」

「あ、はい、じゃあ、美鈴、行ってくるね」

「りょ~かい、まこ、行ってらっしゃい~」

そう言って、俺は、控室に案内されて、中に入ると

「まこさん、久しぶり~って、数日前にあったばっかりよね」

中にいたのは、天空カイザーの時

衣装とメイクをしてくれた、中沢京子なかざわきょうこさんだった。

「京子さん、こんにちは」

「こんにちは、じゃあ早速メイクするわね、今回は衣装は着替えなくていいわ、メイクだけするように言われたから」

そう言って。俺にメイクを施す

メイクだけなので、そんなに時間が掛からなかった。

「はい、終わり、じゃあ、頑張っていってらっしゃい」

「あ、はい」

そう言って、俺は控室を出る。

そして、スタジオに戻ると、美鈴と話している者達がいた

「あ、まこ~お帰り~」

「ただいまって……何、話してたの?」

「いや~ドラマの収録どうだったとかね~」

「真琴、こんにちは」

「こんにちはです、まことさん」

「おう、まことも来たんだな?やっぱ」

美鈴と話していたのは、天空カイザーのドラマで、カイザー役の暮見翔くれみかけると、そのヒロイン、アカリ役の蓮城麗華れんじょうれいか、エリカ姫役の三島陽子みしまようこであった。

「三人とも、こんにちは」

「おう、まこと、一緒の席に座る事になったみたいだぜ?」

「一緒の席に?」

「まあ、つまりこの天空カイザー2の番宣の為ね、だから私達が呼ばれたんだし」

「そう言う事、私達が出る番組は、バラエティー番組で、天空カイザーチームとして、参加する事になっているみたいよ?まこと、一緒に座りましょう?」

そう言われたので、俺は、天空カイザーチームと書かれている

座席に座った

右に麗華、左に陽子、そして後ろに翔と美鶴母さんが座った。

美鈴は、隅っこで見学という形になっている。

こうして、生放送の番組が、始まったのであった。

「始まりました~、大晦日特番、司会は私がお送りします!」

そう司会者が言う、その言葉にスタジオにいる、客席の観客が、騒いだ。

「じゃあ、まず自己紹介から、いってみようか?天空カイザーの皆さん、よろしくお願いします!」

そう言って、マイクを渡されたので

自己紹介を言うみたいであったので、自己紹介をする事にした

「じゃあ、僕から、天空カイザーで、カイザー役の暮見翔です」

「次は、私ですね、そのヒロイン、アカリ役を演じた、蓮城麗華です」

麗華が、小声で「次は真琴よ?」と言って来たので、俺も自己紹介をする

「えっと……レキ役の南山真琴です」

「じゃあ、次は私です、天空カイザー2に出演した、エリカ姫役の三島陽子です」

「最後は私ですね、冷笑のミレイユ役の、南山美鶴ですわ」

「ありがとうございます!おや?そういえば、真琴さんは、美鶴さんと同じ苗字ですが、何か関係が?」

司会者がそう言ってきた、関係も何も親子だけどな?

それを言おうとしたら

母さんが

「真琴は、私の子供ですわ」

「そうですか!びっくりです、もしかしてこれからも芸能活動を??」

「い、いやそれはまだ……判らないかと」

「そうですか、親子での他の出演楽しみにしてます」

そう言われても困るんだがな……、少なくとも、俺はそう思っていた。

そして、収録が始まって、数時間が経ち

」番組宣伝をしたり、クイズゲームに参加したりして

何とか無事に生放送の収録が終わった。

収録が終わって、俺は、美鈴に話しかける

「ただいま、美鈴」

「まこ、お疲れ様~でさ?」

「何?」

「これから、神社に向かわない?お参りしようよ?まこ」

「そうだなあ……そうしようか?」

「うん、じゃあ決まりね?美鶴さん、まこと一緒にお参りしてきますね?」

「そう?じゃあ、真琴?行ってらっしゃい」

「判った、じゃあ行ってきます」

そう言って、俺は美鈴と神社に向かった。

向かった神社は、山野辺神社と言い

大晦日と言うだけあって、お参りする客が大勢いた。

辿り着くと、人々が騒ぎ出す

「あ、カウントダウンが、始まったみたいだよ?まこ」

「あ、ほんとだ」

確かに、人々が「10.9.8」とか、言っている。

「私たちも言うよ~、ほら、まこも」

「判った、5」

「4」

「3」

「2」

「1」

「0!~~~まこ~、あけましておめでとう!これからもよろしくね?」

「あけましておめでとう!こっちもよろしく」

「じゃあ、お参りしよっか?」

「そうだね」

そう言って、俺と美鈴は、大勢いる人ごみに並んで、お参りをした

お参りが終わって、実鈴が俺に、話しかけて来る

「まこはさ?何を願ったの?」

「そう言う美鈴は?」

「私?私はね~まこと一緒にいられますようにかな?まこは?」

「自分は……平穏に暮らせますようにかな」

まあ、いつもの日常が、非日常になってるしな……

「ふ~ん、ま、いっか」

こうして、俺の大晦日が、終わったのであった。


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