第1ダンジョン攻略開始
翌日の朝、オーベストブラックスケルトンである『シュバルツ』が俺の目の前に現れた。
ふむふむ…どうやら一時保管庫が2棟予定通り完成したようだ。ご苦労!引き続き倉庫の建設に取りかかってくれ!
俺がそう言うとシュバルツは、姿勢を正し右手を心臓辺りの肋骨まで上げ、まるで、「お任せください」と言っているようなポーズをして本拠地に戻った。ふむ、頼もしい限りだ。
「オリバンス!ブランス!ベルリン!いつでも行けるな?」
っと俺が聞くと…
「ダンジョン攻略隊準備完了済み!マスター、いつでも行けますぞ」
「親衛隊も準備完了です!いつでもどうぞ」
「ようやく準備体操が終わったか…血が騒ぐぜ」
っと3部隊それぞれの司令官から返事が返ってくる。(一人だけヤバイやつがいるが気にしないでくれ…)
「わかった!全部隊に通達する!これより第1ダンジョンへ侵攻を開始せよ!繰り返す、侵攻を開始せよ!」
俺の号令の元、親衛隊、ダンジョン攻略隊、地域強襲制圧隊、ダンジョン地域偵察隊のスケルトン達がダンジョンの入口に向かって突撃する。
そして、俺も親衛隊の護衛の下、ダンジョンに向かって突撃した。
突撃してから3分後…
いや~内のスケルトン優秀すぎ!突撃してから3分足らずで1階層にいた全ての魔物を狩ってしまったよ。
えっ?魔物が弱すぎたからそんなに早く行けたって?1発目からマウス(600メートル級)500万頭あたった気持ちを考えてくれ…。ちなみに、これらは全て冒険者ギルドに送ったけどな。
で、ダンジョン入る前に危惧していた景品なんだけども…想像以上だね…。東京ドーム50個分の広さに、高さが1000メートルある空間の中を埋め尽くすほどの景品の量が出現している。
しかも景品の種類は、ルビー・サファイア等の宝石類やミスリル・オリハルコン・金塊・銀塊等の金属類・鉱物類や香木、骨董品、魔石と様々であった。
さて、景品の数が多いだけに冒険者ギルドにどれだけ送るか迷ったので、ダンジョンギルドから監視員役としてうちのメンバーに入られてる「ウルモ」さんに相談したところ…
ウルモさん曰く…
「骨董品や宝石類は、ダンジョンギルドよりもフロンスギルドに買い取ってもらった方がいいと思いますよ」とのこと。
ちなみにフロンスギルドと言うのは、元の世界で言う質屋や買取専門店のこと。(どちらかと言うと質屋に強い部分がある)
なるほど、そう言うギルドもあるのか、今度そこにいって骨董品を買取してもらおう。
また、ウルモさんが言うには、
「カルベギルド長に尋ねましたが、現在、ダンジョンギルドではミスリルやオリハルコンそして魔石が一番買取りたいと言っていましたよ」のこと。
これらの意見を踏まえて、骨董品・宝石類・金属類を20個の転送袋を用いて一時保管庫に送ることにした。尚、これらはスケルトン達に任せることにした。
そして俺は、ミスリルやオリハルコン・魔石の中からどれをダンジョンギルドに送るか吟味しながら送っていた。
1時間後…
ふぅ…終わった。スケルトン達のお陰で予想よりも早く終わった方かな。
吟味した結果、ダンジョンギルドには以下の景品を送ることにした。
ダンジョンギルドへの転送品
オリハルコンの鱗…20万枚
ミスリルの鱗…40万枚
レッドミスリルの鱗…50万枚
イエローミスリルの鱗…50万枚
ブルーミスリルの鱗…50万枚
黒魔石
縦…5㎝、横…5㎝、高さ5㎝…5万個
縦…10㎝、横…10㎝、高さ10㎝…4万個
縦…15㎝、横…15㎝、高さ15㎝…3万個
縦…20㎝、横…20㎝、高さ20㎝…1万個
紫魔石
縦…5㎝、横…5㎝、高さ5㎝…7万個
縦…10㎝、横…10㎝、高さ10㎝…5万個
縦…15㎝、横…15㎝、高さ15㎝…4万個
縦…20㎝、横…20㎝、高さ20㎝…2万個
白魔石
縦…5㎝、横…5㎝、高さ5㎝…1100万個
縦…10㎝、横…10㎝、高さ10㎝…1100万個
縦…15㎝、横…15㎝、高さ15㎝…1100万個
縦…20㎝、横…20㎝、高さ20㎝…1100万個
縦…25㎝、横…25㎝、高さ…25㎝…1100万個
上記以外にもたくさんのオリハルコン・ミスリルや魔石があったが、それらは一時保管庫に送った。
そして、景品を全て収納したことにより、2層目に続く扉が開いたようだ。
よし!この調子でどんどん行くぞ!




