翔の頼み
話は少し 遡る。
ベルクド到着、祝いの酒宴の席
(翔)
「オリオンちゃん剣術教えて、当然、仕事として、お金は払うから俺とエルシアちゃんに教えて」
(エルシア)
「なんで私も、ですか 嫌です。」
王女エルシアはオレンジジュースを飲みながら断る。
(翔)
「魔法剣とか使いながら戦うのカッコ良いでしょ」
(エルシア)
「まあ、それは少し、 カッコ良いと思いますけど」
(翔)
「じゃあ決まりね。」
(オリオン)
「突然どうしたんですか?」
(翔)
「いや旅で実感したんだよ。
オリオン ちゃんみたいなB 級は無理でも C 級くらいの強さが無いと戦えないって」
(オリオン)
「いや普通、商人の方は戦いませんから
剣を持って旅するのだって珍しいですよ。」
(翔)
「俺は商人じゃ無い」
(オリオン)
「いや、あんた今、押しも押されもしない平田商会の会長でしょ。」
(翔)
「それは世を忍ぶ仮の姿ってヤツだよ。 ははは」
(オリオン)
「それなら 冒険者もヤレますね。」
(翔)
「おー、ソレ良いエルシアちゃんと一緒に冒険者パーティー組もう約束だからね。」
(オリオン)
「はい、はい、もう帰りますよ。」
こうして夜は、過ぎて行った。




