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そしてそのあまりにも華奢すぎる体は、屋上からの落下の衝撃に耐えられなかったのだろう。
グチャグチャだったー
全身の骨という骨が、まるでパズルの様に粉々で…
頭蓋骨は陥没、割れ目からは脳みそがハミ出していた。
さすがに吐き気を覚える。
彼女は文字通り、グチャグチャだったのだー
一週間前、自分が言った言葉通りに…
学校は緊急下校となったー
校門には警察のパトカーと、一体どこから聞きつけたのかテレビ局の車まで停まってある。
幸来は顔色の悪い彩と舞と並んで帰っていた。
二人とも顔が青白い。
無理もない。
数時間前までいたクラスメイトが、突然飛び降りたのだから。
幸来は二人の安否を気遣いつつ、あのメールの力は本当だったんだと今更ながらに恐怖していた。
後に、自分自身にもそれが来るとは思わずー
ただ…
今は憎い奴がいなくなったことへの喜びを、噛み締めていたー




