プロローグ「愛の叫声は後悔とともに」
この物語の主人公は荒井太郎という方でございます。
正真正銘血の通った人間でございます。
17歳にしてはしっかりとした方でございます。
整った顔立ちをしております。
非常に慈悲深い方でございます。
暖かい手をしておられます。
しっかりと目を見て話してくださる方であります。
読書が好きな方であります。
優しい声をしておられます。
お世話が得意な方でございます。
常に人の顔色をうかがう方であります。
不器用なところも多い方であります。
不器用でも一生懸命な方であります。
料理が得意な方であります。
常に過去と向き合っておられる方でございます。
非常に弱い人間であります。
非常に強い方でございます。
子供に好かれる方であります。
賢い方であります。
頑張り屋さんな方であります。
涙をこらえられない方であります。
たくさんの人に愛される人であります。
まじめな方でございます。
感受性の豊かな方であります。
非常に自己評価の低い方であります。
困っている人を放っておけない方であります。
一途な方であります。
偏見を持たない方でございます。
記憶力の弱い方であります。
きれい好きな方であります。
私のお世話をしてくださる方でございます。
私と常に一緒にいてくださる方でございます。
私を私を導いてくださる方でございます。
私と共に戦ってくださる方でございます。
私に生きる喜びを教えてくださった方でございます。
私の生きがいであった方でございます。
彼がいれば他に何もいりません。
彼に私のことをもっと知ってもらいたいです。
彼のためなら死も厭いません。
明日も隣にいてほしいです。
明後日も隣にいてほしいです。
来年も隣にいさせてほしいです。
これからずっとあなたの隣に居たい。
一緒に居れば何でもいい。
なんでもいいからっ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
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失礼しました。
私の愛した方でございました。




