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インビジブル

たくさんのアクセスありがとうございます!

「おや?トンチンカンさん見てください!青のガーナンド陣営がどうやら標的を黒のレオナルド君に変更したようですよ?これにはどういった意味があるのでしょうか?」


「ん~そうですね~もしかしたら来年のドウラン祭でも見据えてるのかもしれませんね。」


「なるほど。現状15名じゃグレイ陣営に勝てそうにありませんもんね。これは楽しくなってまいりました!本来ならば真っ先に脱落すべきレオナルド君はなぜか生き残っていましたが、今度こそ絶体絶命ですね!」


「はい、先ほどはまぐれで生き延びたようですが、1年生の分際で出場したお調子者がぶっ飛ばされる場面が見れるかもしれません。スカッとすること間違いなし!グレイ陣営とゾルディー陣営は一旦休戦に入ったのでここ注目ですよ!」




 レオナルド


 1年生100人は相手にしたことがあるが・・・会場全体が俺に注目しちゃってるわけで、、、あまり派手なことはしたくない。とはいえ2年生相手に手を抜きながら戦っても勝ち目は無さそうだ。バレないように本気を出す方法・・・・バレないように・・・


 ・・・・あ、そうか閃いちゃったぞ!この方法なら問題ない!!


透明(インビジブル)!」


 その瞬間俺の体が透明になる。光魔法の一種なので、日本で都市伝説のように言われているあの現象は起こらない。あれだよアレ。光が反射できなくなって自分の目が見えなくなるってやつ。そんなことがあったらただのギャグになってしまうからな。


 まあなんにせよこれで俺は堂々と覗きができるようになったわけだ


 ・・・あ、間違えた!これで目立つことなく戦うことが出来るようになったわけだ。


 言っておくが今のは断じて俺の心の声が漏れてしまったわけでは無い。透明魔法を使うなら覗きネタを一言入れろと圧力があったのだ。むしろ俺は被害者だ。


 オホン、オホン。気を取り直して話を元に戻すとだな、、、、これで誰も俺の仕業だとは思わないだろう?だから思う存分やろうと思う。



「え?どこいった?消えたぞ!」


 ガーナンドの下っ端がキョロキョロしている。俺は一歩も動いていないしニオイも消しているわけでもないのだが分からないらしい。

 

 ハハハ間抜けどもめ!魔力探知ぐらい使えよ!そーら歯食いしばれよ~


 ボコ!ドカ!


「ぐへっ」

「がはっ」


 何もないところで2人が急にぶっ飛ばされたので会場がざわめいた。


 ドヨドヨ。



「トンチンカンさん!一体何が起こっているのでしょうか??突如1年のモブキャラが消えたかと思ったら・・・人が倒れていきます!もしかして透明魔法ですか!?」



 ドン!

「ぎゃあああーーーー!」


 続けてもう一人をぶっ飛ばすとボールのようにバウンドしながら壁にぶっ刺さった。まるでダーツのようだ。


「わ、私にも分かりません!透明になる魔法なんて・・・光の勇者の十八番(おはこ)と語り継がれている代物(しろもの)ですよ。そんな魔法が実在するのかもほとんどの人間には分からないものです。」


 ザワザワザワ


 え?・・インビジブルは誰でも使える魔法じゃないのか??どういうことだ・・・覗きが増えたら困るから禁止にでもなっていたのだろうか。だとしたら今の俺って逆に目立ってね??



「か、彼のプロフィールに・・・光の勇者フローラ様の息子とありますが・・・・・じ、事実ということですか!?」


「ま、まさかそんなわけないですよ。ハハ・・・ハハハ!」


「しかし、、、、あっという間に立っているのはガーナンド君だけになってしまいましたよ!」



 ザワザワザワ


「分かったぞ!これはおそらく観客を楽しませるためのショーですよ!事前になにか打ち合わせしていたんでしょう。気絶したように倒れている生徒も寝たフリですよ。」


「あああ、なるほど。驚いて損しました。いや~しかしレオナルド君というのは本当にせこいやつですね。」



 ドン!

「カハッ!」

 

 ヒューン!


「ト、トンチンカンさん!!何かがこちらに飛んできますよ!危ない!!」


 ヒューン、、、、、、ドカ~~~~ン!


「ぎゃあああああああ!何事だあっ!・・・こ、これはガーナンド君!か、か、完全に白目を剝いて気絶しています!」


「・・・。」



 ドヨドヨドヨ。



「・・・・」





 ふむ。2年生なのでどれだけ強いのかと思ったが一方的に攻撃できるから大したことはなかった。残るはグレイ陣営80名以上とゾルディー陣営25名だけど、、、ほとんどが3年生なわけで、むしろここからが本番かもしれない。俺が勝つには・・・ふむふむ。


形態変化(トランスフォーム)透明(インビジバル)バージョン!」


 その瞬間闘技場の空気が重苦しい物へと変わった。視覚による情報が無いため気絶するものはいなかったが戦っている生徒の全員が謎のプレッシャーに冷や汗をかいていた。もちろん生徒だけではない。観客もピリつくような空気に異変を感じていた。ザワめきから緊張へ。それは目に見えなくても本能で恐怖を感じたからかもしれない。





 グレイ陣営


「おいキルビー何が起こったのか分かるか!?」

「分からないな。ただどうやらあの1年はただ者じゃなかったようだな。こないだ撃ち込んだ水弾を防いだのは、マグレでもトリックでもなかったのかもしれない。あの時に気が付くべきだったな。」

「おいおい、ガーナンド達をのしちまったのが本当にアイツだと思ってるのか?」

「状況から考えてそうだろう。」

「1人で、ガーナンドを含む15人をやったっていうのか?そんなの俺かキルビーレベルじゃないと無理じゃないか・・・。」

「なら少なくとも俺達レベルだということだろう。それに先ほどから空気が変わった。まるで目の前に化け物がいるみたいだ。グレイも感じるだろ?」

「ちっ、だが・・・」

「おい、お前はリーダーなんだ、一回落ち着け!」

「そ、そうだな。・・・・これ以上調子に乗らせるわけにはいかない。おそらく先ほどの戦闘でアイツは疲れているはずだ。その隙をついて一気に攻め込むぞ!おいシット!魔法部隊に号令を出せ!」

「う、うん分かった!1列目!とにかく死角が無いように撃ち込め!そして炙り出せ!・・・撃て!」



 シュポシュポシュポ・・・・


 ドドドドドドドドドドドオオオオオオオン!


 !?


 魔法の雨が闘技場に降り注ぐ。今大会のために必死に考えた完璧なコンボのはずだ。しかし一か所だけ魔法が空中で止まった。ということはあそこに1年がいるはずだ。透明魔法だか何だか知らないが実態はあるんだ、今の魔法を食らって瀕死に追い込まれているに違いない。いいぞ!


「2列目!全員あそこめがけて魔法をぶっ放せ!」


 シットに代わって魔法部隊に指示を出す。しかしいつまでたっても着弾の音がしない。ていうか発射すらされない。代わりに空を切り裂く音と風を感じた。


「「えええぇぇぇぇ!魔法の杖(マジックワンド)が!」」


「どうした!?」


「2列目20人全員の魔法の杖が真っ二つに折れてしまいました!」

「なんだって!!」


ブックマークポチポチしてくださり感謝です!ポチポチ大明神はご利益ありますよ(@^^@)


井上尚弥さんの試合・・・絶対ニュース速報で先に結果知っちゃうパティーンですね。wowow入ってる人が羨ましい。


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