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チートニートスペシャリスト・魔眼の勇者  作者: 鬼京雅
謎の集団・学園ワールドの装女学園との戦い!
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赤魔王とヒビキの秘密

魔法が使えない為、ミーナもツバサも苦戦した。

俺は何とか使える魔法もあり、この最悪の状況を突破する一因になったぜ。

まさか勇者がこんな地下の穴ぐらにこもる事になるとはな……装女学園のヒビキ。スゲー奴だぜ

だが、さっきの戦いでわかった事もある。


「敵の部隊は訓練されている。けども、極大魔法が使えるわけじゃないようだ。それに体術中心で来るから対応の仕方もある。軽く魔法を使うフリしてからのカウンター。これならザコ部隊なら余裕だろ。魔法を使えないからって全てを悲観する事はねー。上手く対応すればどうにかなる事もある。俺達は強い。自分を信じろ」


『……わかったわ』


二人は頷いた。

何か視線が俺の目じゃなくて下の方見てるな……。

ん?

俺の股間を見てる?

困ったもんだぜ……俺の子供でも欲しいのか?やっぱり勇者はモテて仕方ねー……。


「カッコつけるのはいいが、チャック開いてるぞ?」


「ん?俺がカッコイイ……じゃなくてチャック?ほえぁ!?」


マジでチャック開いてたぜ!

まぁ、それはいいとして装女学園というのも女なのに学ランとか着てて不思議な奴等だぜ。


「俺の世界は学ランは男が着るものだからな。女のヒビキが着てるって事はやっぱりここは異世界なんだな……」


そうだ。確かに学ランなんて男しか着ない。

あの腕っぷしの強さからして、相当鍛えた女だ……警戒しねーとな。ブレザーを着ている身としても。

体術専門の相手ってのは俺的に苦手だ。

元の世界でもケンカは強く無かったから、どっちかと言うと魔法や剣でズバババーン!と倒す方がイメージしやすいし、しっくり来るんだよな。そっちの方がハデだし!スカッとするし!

だから地味な鍛錬とかしてる奴は苦手だぜぃ……。


でも、このキャンディ王国城の内部が魔法使用禁止になるほどの魔力は誰がどうやって……?あのヒビキという奴はそこまでの魔力は無いはず。となると、魔王並みの魔力の強さを誇る奴がいるはず……それも魔王の中でもトップランクに入る奴だ……。

ふと、あのソルジャーレッドという謎の女が気になった。あの女は装女学園の女とは違う。


「……おそらくあの女は赤の魔王だ。じゃなきゃ俺達について詳しくないはず」


『……ソルジャーレッドが赤魔王』


「チートポイントにこだわるのは、世界最強だったアイツしかいねーはずだ。それに俺たちにしつこくちょっかい出してくるのもあの女しかいないはず」


赤の魔王ユリリは二重人格なんだ。

お嬢様と殺人鬼の二面性がある。

俺的には人格が変わるというより、ただ使い分けてるだけなんだろうけど……と言うとアイツは怒るから面倒だ。殺人鬼モードだと特にな。


「今回は奴も強敵だ。マジックサイエンスと融合した赤の魔王は強い。ま、俺は魔法が無くてもチート、ニートの力を発揮出来なくても龍王の力を秘めてるからな!」


俺は近くに赤魔王の気配を感じ、一気に外に飛び出した。そして舞台はまた屋上になる。


バキ!バキ!バキッ!

キャンディ王国城の屋上で、俺はソルジャーレッドと肉弾戦を繰り広げる。凄まじいソルジャーレッドの拳は、俺の服をかすめる。魔力を身体能力の向上のみに使用し、科学の力で相手の魔力の力が弱い場所を見定め、攻撃する。この単純なシステムの戦いだからこそ、ソルジャーレッドは勇者を驚かす力を持って暴れてるようだな。調子に乗る敵は言いやがる。


「やれば出来るじゃないか! 始めから戦っていればいいものを!」


「こっちには、こちらの事情がある!」


俺の蹴りが、ソルジャーレッドをかすめる。

その時、手帳のような物が床に転がった。

すかさず、それを拾った。


「……装女学園一年A組、ユリリ。これはお前の生徒手帳だな?ユリリちゃん?」

「黙れっ! 私はソルジャーレッドだ!」赤魔王ユリリではない!」


顔を赤く染め、ソルジャーレッド事、赤魔王ユリリは俺の手にある生徒手帳を奪い返そうと迫る。


「でいっ!」


制服のジャケットをソルジャーレッドに投げつけ、距離を取る。


そして、生徒手帳をズボンのポケットにしまい、


「取り返したければ、俺を倒してみろっ! 龍王爆砕!」


ブオッ!とシャツが破け、鍛え抜かれた(能力のおかげで一時的に)上半身があらわになる。そして、額に龍のマークが浮かび上がり龍王の力が解放された。

その上半身にソルジャーレッドは見とれてんな。


「素晴らしい筋肉だ。倒しがいがありそうだな、アデュー!」


「そう言ってもらえて光栄だ。女だからと言って容赦は出来ないぞ。ソルジャーレッド!」


「私は装女学園最強の女だ。手加減など無用!」


一瞬の間に、二人は激しく殴り合う。


龍王モードの俺はメチャクチャ体術のレベルが上がってやがる。のーで、体力の消耗も激しい。なのでとっとと敵のマジックサイエンスの秘密を暴露する。


「もうお前の強さの秘密はバレてるぜ。ゴーグルにウィークポイントが表示されんだろ?」


「……何故そう思うの?」


「だって前の時はしてなかっただろ。あの魔王城でランキング一位だった時はよ」


俺の魔眼もそーゆ風に使ってみるかな!

そしてソルジャーレッドを倒した。


「ったく、面倒な敵だったぜ。後は装女学園のボスのヒビキを倒せば終わり……」


「お前に私が倒せるかな?」


「そっちから現れてくれたか。なら、一気に倒してやるぜ!」


「……貴様!」


倒れてヒビキとキスをしてしまった!

ラッキー!

カオリごめんね。


(ん?この膨らみは……?)


しかし、俺は下半身に触れる事でこのヒビキという女の秘密を知ってしまった!

龍王の力が解け、精神的に不安定になったので防戦一方になっちまう……


「俺は……コイツとキスをしなければ……」


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