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女子生徒、勧誘
それから、私は、貴族院の、女子生徒に、声を、かけ始めた。
候補は、五人。
1. シャルロット・ド・ヴァランシエンヌ(公爵令嬢、ボーカル)
2. アリエル・ド・ロワール(侯爵令嬢、ピアノ=魔石楽器、得意)
3. クララ・ド・ヴェネシア(伯爵令嬢、ダンス、得意)
4. ニコール・ド・サンジェルマン(子爵令嬢、声、低音、男役候補)
5. ソフィー・ド・モンタージュ(モンタージュ副司令官の、姪、舞台演出、得意)
「皆さま、私、リリア・ド・モンペリエが、貴族院、学園祭で、特別な、ユニットを、結成します。皆さまに、参加して、いただけませんか」
私は、五人を、寮室に、招いて、提案した。
最初、五人は、戸惑った。
——でも、私の、にっこり、と、推し活オタクの、熱意、と、ベルロワ・カーヴでの、実績の、説得力で——
五人、全員、承諾した。
「ありがとうございます!」
私は、五人と、手を、握った。
——よし。
——ユニット、結成。
——名前は——
——『エトワール・スター』。
——星の、スター。
——貴族院、初の、女性歌劇団。
その夜から、私たちは、毎晩、寮の、空き部屋で、稽古を、始めた。
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