↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生したら家が銀河帝国の貧乏貴族でした  作者: プラントスクエア


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
23/23

第23話

ザリルとの一件で少し心が晴れたあの日から数日後。俺はとある報告を受けた。


がちゃ


「え?お父さんも来たの?」


部屋の扉を開けるとそこにはいると思ってなかったお父さんがいた。


「ちょうど仕事がひと段落したときに報告が来たからな。やはり気になるだろう?」

「……だね。 それでマリム……どんな感じ?」


その部屋には俺やお父さんのほかにザリルや諜報部の隊長であるヤオもいた。これほどのメンバーを集めたのは本来は機装戦兵の整備士であるマリムだった。


「はいです。苦労しましたです。あの人たちに備え付けられていた機械の破片はかき集めたところで完全に壊れているので作動させることはできなかったですが何回もの来てくれたおかげでなんとか解析だけはできたです」


マリムには異常な身体能力に上半身が消し飛ぶ爆発の正体である機械の解析をお願いしておいた。もちろんそれ自体はマリムの言う通り完全に壊れているので一人分だけだと不可能だったらしいが複数を合わせることでなんとかなったらしい。


「(これってもしかしてすごいの?)」

【私が事前に解析ができる可能性は低い・できたとしても相当な年月を要するだろうと言ったところからもわかると思われます。このマリムは天才などという言葉が安く感じるほどの莫大な才を持っています】

「(ナノさんがそこまで言うって相当だね……マリムすげえ……)」


俺がナノさんの言葉を聞きながらマリムに感心している間に機械の詳細は伝えられた。


「──というような感じですです。これを作った人物は正気とは思えないです……ここまで来るのに一体何人の人たちが犠牲になっているのか……とても人間が作っているとは思えないですし……思いたくないですです……」


その場にいるみんながそのマリムの説明に言葉を失いなにも発せないでいた。


「……予測はしていたが……それほどの……。 ザリル……やはり今回の所業はボル・ノマーノがかかわっていると思うか?」

「そう判断してもいいと思われます。それほどの機械を作り出すには国に匹敵するほどの軍事力に財力が必要でしょう。それが一番可能なのは戦力の数が最も多いボル・ノマーノでしょう。それにやつの残忍性は何度も伝え聞くところにあります」

「……そうか……しかしこれからどうすれば……」


ボル・ノマーノの居場所は判明していない以上は行うかどうかは置いておくとしても、こちらから攻めるという選択肢事態がとれない。この事態を相手がやめてくれるのを待つだけという後手の状態。


「……あの~……それなんですが……」


重苦しい空気が流れる中マリムがゆっくりと手を挙げる。


「おそらくこれを作っている人物たちは解析されることを想定していなかったのか、とある地点とこの機械がつながっています。そのデータだけを抽出できれば場所がわかるかもしれませんですです」

「なっ!?……それは機械の製造場所ということか?」


驚きながらもお父さんが真っ先に問いかける。


「わからないです。これがどこを指しているのかは」

「可能性としては機械の製造場所かボル・ノマーノの居場所かの2択かもしれません」


ザリルのその言葉にナノさんが忠告をする。


【罠の可能性もあるかと思われます】

「罠の可能性もあると思う。大規模な爆弾かなにかが仕掛けられてる可能性もゼロじゃない」


俺はナノさんが言うとおりに発言する。だけどこういいながらもこんなチャンスはないとも思ってる。


「そのレオン様の言葉に賛成ですです。解析があまりにも簡単すぎたですです。見た感じおそらく抽出も相手にバレずに簡単にできるですです」


俺としての思いは罠を想定しながらも攻めたいというところ。そうじゃないと俺たちができるのはボル・ノマーノが今の手をやめて自ら仕掛けてくれるのを待つしかなくなる。


「……つまりこの解析に成功すること自体がボル・ノマーノの想定通りか想定外か、ということか……」


そこからお父さんは皇帝陛下に報告し外に情報が漏れることを危険視して少人数での会議が行われた。その結果・・・

/////

--1週間後--


「くっくっく……今は1人だけだがそろそろ複数人の奴隷を向かわせてもいいな。なんだったら全員を一気に向かわせてもいい。一斉に爆発させれば混乱は必至。騎士の中にも被害は少なからず出るだろうしあわよくばレオン・ヴィンセントやザリル・ハーバーも負傷を負うかもしれん……ハッハッハッハ!」


いい気分で次の作戦を考えていたボル・ノマーノだったがそこに扉を乱暴に開ける部下が。


バン!


「大変です船長!?こちらにアークリアル軍が押し寄せてきます!?」

「なに!?」


【プライドが高いボル・ノマーノは自身の思考に絶対の自信があった。それが効果を発揮し今まではボル・ノマーノの居場所は不明であったが、明るみに出たのは自身が直接開発しているわけではない機械と超高性能サポートAIであるナノさんの予測を上回ったマリムの才ゆえに】


ボル・ノマーノの終焉も近い。

読んでくださりありがとうございます!


もし少しでも面白いと思ったら評価・ブックマーク・感想をしてくれるとそれが作者の描き続ける原動力となります!よろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。