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幼馴染は悪である

(ローテーション?ふざけているのかな、ゴミクズどもが。)


幼馴染である彼は私のものであり、こいつらみたいなゴミと『共有』していい財産ではない。アレは私に帰結するべき男だ。母親の悪行は肉親故に今は許そう。だけど、最後に彼の全てを貰い受けるのは私であるべきなのだ。


(だからこいつは邪魔だな。)


この場では従った振りはしよう。だけど、この場で解散したと同時に私は約束事を反故にする。氏ね。君は誰にも渡さない。例えそれが妹である月花や、彼の童貞を奪った実の母でさえも。絶対に奪い返す。


(________倍返しでね。)


「私はそろそろ帰るよ.............月花行こっか。」

「うん!」


会議室を後にし夕暮れの中、鋭い眼光で未来を見据える。


(先ずはお母さんに媚びを売り、懐に入る。その際、私個人ではなく、月花の存在をフルに活用しよう。同情の穴を狙うんだ。)


今は彼の好感度を気にしている場合ではない。故におこぼれを貰うことに焦点を当て地盤を固める。


「おねえちゃん、どうしたの?」


月花が心配とした様子でこちらを見上げていた。実の妹である月花は大切な家族であり、守るべき存在でもある。しかし、私の恋愛の障害となるならばお前は私の『駒』だ。


「うんうん、何でもないよ。」


何でもない。私と彼の幸せを想ってるだけだよ。待っててね。直ぐに迎えに行ってあげるから。














「_______うん、無理。高校生で一人暮らしって何処のラノベ主人公なのよ笑」


この母親はほんっと.....................


「俺、死んじゃうよ?」


マジで絶望的状況なのにこの母親は楽しんでいるのだ。人のしていい表情してないぞ、この母親。


「えぇ死ぬの?雑魚過ぎなぁい?ざぁこ♡」


その流行りの奴やめて?めっさこの状況で言われたらいらいらするから。


「ていうかアンタが撒いた種なんだから自分で解決しなさいよ、色男。」


確かにそうだけども!だけど、もうお手上げ状態なんだよ。頼る相手がもう実の母であるアンタしかいないんだ!!


「でも個人的には京ちゃんは良いと思うんだけどなぁ。」


それは京さんがアンタの親友だからだろうがーい。

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