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拳で語ろう

「__________________彼の『童貞』を貰ったのは『私』よ。」


このおばさんは何を言っているんだ!!?千城島薫は唖然とした顔で自分達を交互に見ていた。


「................童貞を、奪った。おかしいな。」


動揺を隠せずにいる薫に対し後ずさる。なんかすり足で近付いて来てるし.....


「童貞はウチが貰う約束をしてたはずなんだけど?」ギロリ


ヒィ........................約束は、してないはずです!


「勝った.............ふふ、あははは!!!」


高笑いを見せる京さん。て言うかこの状況で笑わないでくれぇ!火に油を注いでるんだよ!!?


「か、勝った?う、ウチは負けてない!!どうせおばさんのお●んこなんてガバガバなんでしょ→前髪っちだって満足してない!!ウチが本当の天国をみせてあげる!来て!!」


自分の腕を無理やりと引き、ホテルへと連れて行こうとする薫。しかし、それは夜桜京により防がれる。


「あらあら、駄目に決まってるでしょ.........本妻の目の前で浮気なんてしたら、メ!でしょ。」


腕に素早い手刀を入れ薫を突き放すと胸元まで引き寄せられる。


「この子はもう私のものよ♡だって______彼のお母さん、即ち私の親友からは許可は貰っているの!!妹の月花が成人次第、彼とは再婚するわ。いえ、待つ必要もないわね。後一年、そう!もう一年待てば彼と籍を置ける!!その邪魔をしないでくれるかしら?」


しっしと薫を払う京さん。薫の顔は茹蛸の様に赤くなり、今にも殴り掛かって来そうな程に激昂とした表情を見せていた。


「ちっ......おばさんの冗談はあまり面白くないなぁ。今なら見逃してあげるからさぁ、彼を置いて何処かに行きなよ?」

「乳臭いガキが生意気を言うなよ。見っともないぞ、恋愛敗北者さん笑」

「オーケー上等だクソババァああああああああ!!!!!!」


二人は取っ組み合いになる。て言うかガチで拳でやり始めやがった。


「おいおい喧嘩かよ」「良いぞーもっとやれー笑」「男の取り合いかよ!?」「え、あの冴えない男?」「えーないわー」「氏ね」


なんか飛び火してるんですけど!?

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