友達エンドを選んだらヒロイン達が暴動を起こしちゃったよ鮮血エンド【2】〜山田廉太郎編〜
「ねぇ、聞いてる廉太郎?」
一つ言いたい事があるんだが、俺はホモではない。
「うわ、なんであんなぼっちなんかと〇〇くんが一緒にいるの?」
「山田キモくない?」
山田廉太郎が好きなのは異性である女性だ。
「おーい、廉太郎?」
実は俺口調の女子と言う訳でも中性的な容姿を持つ訳でもない。
「つーんつん」←ほっぺをつつく〇〇
山田廉太郎はれっきとしたどこにでもいる男だ。
「廉太郎ー!」
だからもう一度言う。俺はホモではないと。
「あぁうるさい!!ほっぺをつつくな!名前で呼ぶな!気持ち悪い!!」
そして今現在、目の前で嬉しそうに微笑むこいつもホモではない........と思う。
(こいつ、容姿が整い過ぎなんだよなぁ)
美少年にも美少女にも見える。こいつの美貌は正直に言えば異次元だ。
「ふふ、廉太郎は面白いなぁ」
なぜ、この様な一般の中学校に通っているのか理解が出来ないとまで言える程の美貌。
(こいつの笑顔は反則だ......)
「はぁ、それでなんの様だよ?教室で目立つことしやがって」
「ん?別に用事なんかないよ。ただ、廉太郎とお話がしたいなぁって」
「ならそのへんの奴と話すりゃあいいだろうが。」
いつも話をしている取り巻きとか。
「廉太郎が良いんだけど」
うぅ.....面と向かって言われるとドキリとする。
「なぁ.........お前さんってもしかしてそっちなのか?」
「ふふ________」
顔を近づけられ、額と額を合わせられる。教室内の至る箇所から悲鳴が上がる。
「__________どっちでしょう?」
うわ、めっちゃいい匂いがする......
「じゃなくて離れろ、変態野郎!!」
赤面する自分を見てクスクスと腹を抱え笑う〇〇。俺は席を立ち上がり、教室を去ろうとする。
ガシ
が裾を捕まれる。
「行っちゃうの?」
上目遣いかつやや悲しそうな表情を見せる〇〇。
「うぐっ」
周りの視線もかなりいたい。
「あぁくそ!分かった、分かったよ!相手になってやれば良いんだろ!」
席に再び腰を降ろし、前を見ると彼奴は心底嬉しそうな顔をしながらこう言った。
「_________廉太郎は優しいね。」
俺は照れを隠す為にそっぽを向く。
「はっ、バカ言え」




