嫌な予感が.....
「なんか嫌な予感がするなぁ......」
山田と放課後遊んでいると(3人から逃げる為の口実)、六感と言うのだろうか、激しく危険信号を鳴らしていた。
「気分の悪い事言うなよ、突然。」
山田は細目で此方を見てくる。そして何かを思い出したのかある言葉を口にした。
「なぁ........もしかして、ケイトちゃんじゃね?」
「...................」
この最悪のタイミングで従兄妹ちゃんが来日ですか.......
「い、いやいや......流石に半年前に来たばっかりだし早過ぎるでしょ」
「ケイトちゃん、お前に超ぞっこんじゃん。」
そう、それが問題なのだ。下手をしたらあの幼馴染さんを超える依存ぶりなのである。
(この状況下であの三人に合わせるのは危険過ぎる.........)
特に幼馴染さんと従兄妹ちゃんは犬猿の仲だ。
「じゃ、俺そろそろ帰るわ!」
お金を切らしたのか格ゲーアーケードの席から立ち上がる山田。
「あ、うん。また明日ね。」
「いや、明日は家でごろごろするからパス。それと絶対に家に来るなよ。」
「ちっ.........また来週学校で」
使えない奴。あの三人から逃げる口実にしようと思ったのに。
「今舌打ちしたよね!?」
「はぁ、ただいまー」
家の中へと入る。しかし誰からも返事は来ない。
(出かけてるのかな)
土曜日のこの時間帯は母親がリビングでテレビを見ている筈だが。
「まぁ、いっか」
部屋へと戻りアニメでも見よう。※"闇堕ち聖女の恋物語"もよろしくお願いします。
「___________うーん、今期から始まるアニメだと.....よし、Lusif「ウェルカムアボード♪」ガチャリ
そっと部屋の扉を閉める。
「......分かっていましたさ、こうなる事なんて」




