遊びにいくよ
あれれ、可笑しいですねぇ......
「薫ちゃんは何処へ?」
教室や各部活の部室を探し回っても見当たらない。
「先生、千城島さんは今日、欠席なのですか?」
「ん?あぁ皆に言うの忘れてたな。彼奴は転校したぞ。」
「転校、ですか?」
「あぁ、確か〇〇高等学校だったかな。学力の水準も高くて進学率がかなり良い高校だよ。」
〇〇女学院はエスカレーター式である為、大学入試を必要としない。だがその代わりと言って進級テストがかなり難しく作られている。其れに落ちれば再度同じ学年を受けるか、ドロップアウトするしかない。
「...........薫ちゃんの薄情者。」
龍城ヶ崎玉藻の前もまた転入する為、その日の晩、両親と話し合うのだった。
「じゃまた明日ね〜ダーリン♡」
誰がダーリンだ。千城島さんが手を振り反対方向へと歩き去っていく。
「_______はぁ不愉快な一日だった。早く君の部屋に戻ろう。」
「何当たり前の様に俺の部屋に来ようとしてるんだ」
「じゃあ私の部屋に久しぶりに来る?新しいゲーム買ったし二人で遊ぼうよ。」
なんだか危険な香りがする......けど久しぶりな気がする。昔は何時も学校帰りは何かして二人で遊んでいたからなぁ。
「それなら、うん。」
まぁ幼馴染だって普通に遊びたい時くらいもあるだろう。
「なら着替えてからおいでよー。お菓子と良い'お茶'用意しておくからさ。」
「分かった、私服に着替えたら行くよ。何か持ってきて欲しいものとかあるかー」
「うーん、じゃあコントローラーと前言ってた漫画貸してよー」
「了解〜」
二人は互いの家へと帰る。
「ふわああああああああ!!」
幼馴染と別れて家の中に入った夜桜雅は奇声を上げた。
「あぁああああああああああああああああああ可愛いかっこいい可愛いかっこいい可愛いかっこいい可愛いかっこいい可愛いかっこいい可愛いかっこいい可愛いかっこいい可愛いかっこいい可愛いかっこいい可愛いかっこいい可愛いかっこいい可愛いかっこいい可愛いかっこいい可愛いかっこいい可愛いかっこいい可愛いかっこいい可愛いかっこいい可愛いかっこいい可愛いかっこいい可愛いかっこいい可愛いかっこいい可愛いかっこいい可愛いいいぃぃいい!!もぉ耐えられない。私には耐えられなぁいよぉお!あの信用し切った顔をむちゃくちゃに舐め回して犯したい!」
はぁはぁと息を荒げながら二階にある部屋まで駆け上がる。
「久しぶりに私の家に君が来る.......君の匂いが私の部屋に広がるんだ。」
夜桜雅は通常通り変態であった。




