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昼ごはん

「昼休みだー!ねぇねぇオタクくん、一緒にごはん食うっしょ?」


「あ、結構です。」


「机つけちゃうねー☆」


ねぇ、話聞いてた?先ず、オタクくんって誰?それ俺の事なの?ねぇ?


(山田ぁーーー!!助けて!)


幼馴染もこのギャル子も話を聞かないよぉ!


(すまんがモテるリア充は氏ね。)


山田は冷たい目で自分を見ると違う友人と学食を食べる為に教室を出ていってしまった。


(うぅ........何も言い返せない)


何故ハーレム系のラノベ主人公には同性の友人が居ないのかをよく理解した瞬間である。


「_________やぁ、夜桜さんはいるかな?」


山田と入れ替わりに彼氏先輩の姿が目に入った。


「夜桜さーん!彼氏さんがお呼びだよー!」


幼馴染の方へと視線を向けて見ると此方へと視線を向けていた。


「わお、雅っちの彼氏ちょーイケメンじゃん♪」


「そうだな」


なんだろう。胸に痛みが走ると思ったけど.........心配の方が勝る今の気持ち。幼馴染さんが何かをしでかす未来しか見えない。


「はぁ........そもそも付き合ってないっての」ボソ


席を立ち上がり、なんと机の上へと乗る幼馴染さん。


「彼奴、何してんだ」


深呼吸をする幼馴染。そして声を大きくして彼氏先輩へと声を掛けた。


「どうしたんですか、三日月先輩?私達、ただの友達なのに先輩が勘違いされて可哀想だなぁ!先輩の恋愛相談に乗ってただけなのに本命さんに勘違いされたら本末転倒ですよ!」


クラスメイト達はその発言に驚いた様子を見せる。


「夜桜さんと三日月先輩、付き合ってた訳じゃないの?」


「て言うか三日月先輩の好き人誰なの!?」


幼馴染は満足とした様子で机を下り、先輩の元へと歩いていく。


「そうか、お試し期間が終わったんだね。」


「そういう事です。先輩にも素敵な人が見つかると良いですね。」


「君以上に素敵な人は僕の人生に置いては見つからないよ。」


彼氏先輩が此方へと視線を向けてきた。そして優しい微笑を浮かべるとその場を去っていく。


「ねぇーこのタコさんウインナー貰っていい?」


「良いって言う前にとらないでくれる」


「でもどーせ良いよって言ってくれるんでしょ?」


まぁ否定する理由はないし。


「代わりと言ったらなんだけど、私の玉子焼き上げるね☆はい、あーん♡」


「いや、クラスメイトがいる中で流石にっむ........ごくん」


無理やりと玉子焼きを口に突っ込んで来た。


「おいしー?」


「まぁ、美味しいけどさ。」


クラスメイトの視線が痛いんですけど。


「あのオタクとKAORUがなんで?」


「なんかオナ中だったらしーよ」


「あ、マジ?」


「チョー裏山」


オナ中設定にしたのはナイスだとは思う。


ドスン


「私も入れて貰って良いかな?」


激怒の幼馴染さんが隣の席に座り弁当箱を開ける。


「君も私のおかずが欲しかったら言ってくれて良いよー。多分、其処の子より料理上手だと思うから。」にこ


ズズズと身体を密着させてくる。


「へ、へぇ.....言ってくれんじゃん。」にこ


ギャル子も対抗して反対側へと密着してくる。


(うぅ.......両腕に柔らかい感触が。)


それに滅茶苦茶いい匂いがする。


「あの離れて「ほら、幼馴染くんが退けって言ってるよー☆さっきの彼氏のとこに行った方かいいんじゃなーい?」「耳が腐ってるのかなぁ。私はあの先輩の相談に乗ってただけだよ。その化粧品くさい身体を私の幼馴染から離してくれると嬉しいなぁー」


ぎゃああ助けて!山田ぁーー!!

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