小悪魔系ってなんですか?
私こと龍城ヶ崎玉藻の前は小悪魔である。
男を誑かし、恋に落とす。
私に恋慕を抱き告白した殿方を振る。
その際に見せる悲しみの含んだ表情が堪らなく唆る。
これまでもこれからも男を誑かし、恋に落とす。
__________そう思っていました。
(そう、私の美貌は罪なのです。)
街を歩けば視線を感じるし、異性にお願い事をすれば何でも叶えてくる。
「ねぇガサキちゃん〜↗週末合コン行くっしょ?」
携帯のカメラで自分の顔を眺めていたら薫ちゃんが声を掛けてきた。
「はい、良いですよ♪」
学校で比較的に仲が良い薫ちゃんのお誘いは断りたくない。友達が彼女一人って訳ではありませんよ、決して。
「あのお二人方、男遊びをするつもりでしてよ?」
「汚らわしいですわね。」
周囲は毒を吐く。上流階級が多いこの学院では性に奔放な私達は異質らしい。
「汚らわしいってちょーウケるんですけどwwアンタらのママやパパだってセックスしてるってのw」
薫ちゃん一人で爆笑してるが周囲はドン引きである。その姿をニコニコと横で見ているとクラスの女子生徒が話を掛けてきた。
「あんまり関わらない方がいいよ、あんな売女なんか。もし脅されてるなら相談に乗るからね。」
まぁ世間体は一応良いので、たまにこの様に他者から心配される事もある。
「売女、ですか.........ふふ。売女ですってよ、薫ちゃん。」
「っ、ウチが売女とかちょーし乗んなしヽ(`Д´)ノプンプン」
薫ちゃんはこんな性格をしているが、成績上位3名以内には必ず入っている事は有名である。故に多少の下品な発言に教師陣は口を瞑っているのだ。
「失礼ですが、薫ちゃんの事を知らない人にとやかく言われる筋合いはありません♪」
まぁ彼女と一緒にいる理由としては他の人とつるむより面白いからである。
(なんて考えて、この子はウチとツルンでるんだろ〜なぁ。)
馬鹿を演じるのは楽でいい。一々殻に閉じ籠もるより奔放な方が自由なのだから。
(令嬢としての立ち振る舞いも作法もやろうと思えば容易に出来るし、勉強は授業を聞いていれば9割以上は取れる。)
父親の会社を継いだとしても大成する自信もあるし、男だって選り取り見取り。はぁ人生って何でこんなにも簡単なんだろう。
(何か刺激が欲しい......ビビビってくるような)
合コンに参加するのも其れが理由の一つでもある。
「合コンは3対3らしいからよろー」
「合点承知の助!」
ウチを楽しませてくれる面白い人が来ればいいな。
うん、皆様、お気づきの方もいらっしゃると思うのですが、日間23位に食い込んでおります......こんなことってあるんやなぁ(唖然)
この作品と並行して【闇堕ち聖女の恋物語】の方にもお暇な時にでも目を通して下さると嬉しい限りであります(上目遣い)




